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ラーン川 : ミニ英和和英辞書
ラーン川[らーんかわ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 

ラーン川 : ウィキペディア日本語版
ラーン川[らーんかわ]

ラーン川 (Lahn)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州ヘッセン州ラインラント=プファルツ州を流れるライン川右岸(東側)の支流。全長242km。
==行程==

ノルトライン=ヴェストファーレン州南東部、ヘッセン州との州境付近のロタール山地南東部にあるロタールシュタイク(有名なトレッキングコース)沿いのネトフェンという町、そのラーンホフと呼ばれる地域にあるラーンコプフという標高612mの斜面にラーン川の水源地はある。川はまず東に向かい、グラーデンバッハ山地の北部をカルデルンまで至り(上部ラーン渓谷)、ヴェトシャフト盆地の南縁を形作る。
ケルベで、フォーゲルスベルク山地から流れ下ったオーム川合流する。ここから流れは南に向きを変え、マールブルク=ギーセン・ラーン渓谷となる。ここで川は一時、ライン・シーファー山地を離れ、雑色砂岩質の台地(マールブルクの背景となるラーン山地)であるマールブルク(城、エリーザベト教会、旧市街)地域を切り開いて流れる。この後、シュタウフェンブルクの下流で、ギースナー盆地となる。ローラーで東から前フォーゲルスベルク山地に源を発したルムダ川が、ギースナーでは小川でありながら町の発展に重要な役割を果たしたヴィーゼック川が、それぞれ合流する。ヴェッツラー(大聖堂、旧市街、博物館)では、最も大きな支流であるディル川(全長約69km)と合流する。ヴェッツラー付近では、ラーン川とディル川とによってライン山地のヘッセン州部分は、タウヌス(南部)、ヴェスターヴァルト(北西部)、グラーデンバッハ山地(北東部)の三つの部分に分けられる。ラーン川はここから再びライン山地に入る。
ヴェッツラー以降、渓谷は徐々に狭くなり、ロインからヴァイルブルガー・ラーンタール山地に入る。この山地の上流部分である、レーンベルク山地区は、有名なゼルター鉱泉をはじめ、鉱泉が存在する。その下流で川は南に向きを変え、谷底状の緩やかな起伏の地形を流れてゆく。川はヴァイルブルクの町で大きく湾曲しており、ドイツでも類を見ない舟のためのトンネルが掘られている。その後、ホッホタウヌスから流れてきたヴァイル川がラーン川に合流する。アウメナウ付近で進路を再び西に向け、自らがえぐった深さ50mほどの肥沃なリムブルク盆地の底を流れる。ここで2つの支流タウヌスに端を発したエムスバッハ川とヴェスターヴァルトに源流を持つエルプバッハ川とがラーン川に合流する。この付近でデボン紀の石灰の岩盤(ラーンマーモル:ラーンの大理石)が現れ、リムブルク・アン・デア・ラーンの大聖堂は、この大理石によって飾られている。またこの辺りから谷は広さを増す。ディーツで南から流れてくるアール川を容れ、ファッヒンゲン付近の盆地やシーファー山地を200mもの深さに刻み込んだ下部ラーン渓谷を下る。
オバーンホフでゲルバッハ川がラーン川に合流する。ナッサウやファッヒンゲンの鉱泉で知られるバート・エムスを過ぎて、水源から242km、ラーンシュタイン近くの標高61mの地点で、ライン川に注ぐ。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラーン川」の詳細全文を読む




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