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ラ・コルーニャ : ミニ英和和英辞書
ラ・コルーニャ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ラ・コルーニャ ( リダイレクト:ア・コルーニャ ) : ウィキペディア日本語版
ア・コルーニャ[ちょうおん]

ア・コルーニャ()は、スペイン北西部の大西洋に面した港湾都市。ガリシア州ア・コルーニャ県の県都である。ガリシア統計局によれば、2013年の人口は245,923人(2012年:246,146人、2011年:246,028人、2010年:246,047人、2007年:244,388人)〔で、ビーゴに次ぐガリシア州第2の都市。自治体の正式名称はガリシア語で、「ア・コルーニャ」だが、定冠詞なしの「コルーニャ」や、スペイン語の名称「ラ・コルーニャ」も使われる。住民の呼称はcoruñés、coruñesa(コルニェス、コルニェサ)。
近隣の自治体アベゴンドアルテイショベルゴンドカンブレカラルクジェレードオレイロスサダとコマルカ(コマルカ・ダ・コルーニャ、県と市の中間単位)を構成。
ア・コルーニャは大西洋における重要な港で、この地域の農産物の集散地となっている。造船業や金属加工業など重工業の多くは近隣のフェロルにあるが、ア・コルーニャには石油精製所が建てられている。
近隣の自治体アルテイショには、日本にも出店し、近年成長著しいアパレル産業のザラ(ガリシア語およびスペイン語読みではサラ)を展開するインディテックスの本拠地がある。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は15.84%(2011年)。
== 歴史 ==
この地には、先ローマ時代から人間が住んでいた。紀元前62年カエサルが訪れたときは、ケルト系のアルタブロス族がア・コルーニャとフェロルの湾に居住していた。ローマ人はこの地を「ブリガンティウム」を名付け、港を建設した。重要な港であったため、灯台エルクレスの塔が建てられた。ローマ時代のものとしては現存する唯一の灯台で、現在も利用されている。
「コルーニャ」の名は、ローマ人のオッピドゥムだった「カロニウム」(語源は不明)を由来としている。12世紀のフェルナンド2世の時代には「クルニア」の名が最初に文献に現れる。
中世には一時的にイスラム教徒に占拠された。アルフォンソ9世がこの地に住人を移し、1188年に特権を与えたために、旧市街の人口が増え始めた。アルフォンソ10世が塩の荷揚げと販売を無税としたために町は発展した。フアン2世1446年に町に「都市」の称号を与えた。カルロス1世は香辛料の通商院を設立し、この施設の防衛のためにサン・アントン城を建設した。
16世紀、ア・コルーニャはイギリスのエリザベス1世とスペインのフェリペ2世との対立に巻き込まれた。1588年リスボンを出発した無敵艦隊はア・コルーニャ港に寄港してからイギリス海峡に出撃し、大敗した。翌年、エリザベス1世はフランシス・ドレークの部隊をア・コルーニャに派遣した。町はマリア・ピタ(es)を先頭に侵略に対抗し、イギリス軍は修道院を焼いたのちに撤退した。
17世紀から18世紀にかけては、スペイン王国の継続的な戦争のために増税と徴兵が行われ、ア・コルーニャは不景気にみまわれた。スペイン継承戦争後には、景気は回復し、カタルーニャ企業家による製造業や輸出がさかんになった。
ナポレオンのフランスによる支配に対するスペイン独立戦争では1808年5月にフランス軍に占領された。ア・コルーニャはガリシアで唯一占領に抵抗した都市となった。1809年1月16日に英仏軍の間に起きたコルーニャの戦い(es)の結果イギリス軍は撤退したが、フランス軍も5月にガリシアを放棄した。戦後の1815年、フアン・ディアス・ポルリエル元帥が1812年憲法(カディス憲法)の復活を目指して反乱を起こしたが失敗した。
20世紀には人口と経済が拡大し、現在の市の面積の70%を占めるオサ地区(Oza)を編入。さまざまな産業が生まれ、港が強化され、近代的なビルが建設された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ア・コルーニャ」の詳細全文を読む




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