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メヘレン事件 : ミニ英和和英辞書
メヘレン事件[めへれんじけん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

メヘレン事件 : ウィキペディア日本語版
メヘレン事件[めへれんじけん]

メヘレン事件(メヘレンじけん、:Mechelen-Zwischenfall)は、第二次世界大戦勃発後、まやかし戦争中の1940年1月10日ベルギーで起きた事件。黄色作戦を遂行中であったドイツ軍機メッサーシュミットBf 108一機がベルギーのリンブルフ州マースメヘレンのヴヘトに不時着した。着陸した場所がネーデルラントであったためイギリスフランス両当局に危機感を与えたが、比較的早くに混乱は収束した。
== 不時着 ==

この事件は、ミュンスター付近で飛行場所属のエーリヒ・ヘーンマンス(Erich Hönmanns)予備少佐が犯した小さなミスが原因だった。1月10日朝、少佐はメッサーシュミットBf 108タイフンを操縦していた。彼はその時ローデンハイデからケルンに向け飛行していたが、広範囲に広がった霧の影響で視界が悪かった。彼は濃霧を避けるように航路を西へ変更し、ライン川に沿ってケルンへ行くことを考えた。しかし彼が航路を変更したとき、凍ったライン川に気が付かず上空を通過、ベルギーとオランダの境を流れるマース川をライン川と思い込みそのままヴヘトまで行ってしまった。
しばらく飛行し続けたが、突如エンジントラブルが発生した。〔No one knows for sure why the plane stalled, but isolating a fuel tank seems to be the most likely reason, according to Raoul Hayoit de Termicourt's report, which was handed to Belgian General Van Overstraeten on 31 January 1940. Under the heading 'The cause of the (crash) landing' on pp. 5-7 of the de Termicourt report he confirms that no bullets had hit the plane, and that there was no evidence that petrol had leaked out of the fuel tanks. There was a substantial amount of fuel in the tanks when the plane was examined after the crash. De Termicourt stated that the most likely reason that the plane had stalled was that Hoenmanns had inadvertently moved the lever that controlled the flow of petrol to the engine. If the lever was moved as De Termicourt suggested, the petrol in the tanks would have been isolated from the engine. This would have resulted in the engine stopping suddenly as Hoenmanns reported〕機体は停止し、11時30分ごろ彼は機体を不時着せざるを得なくなった。両翼は着陸の衝撃で木にぶつかり破損、エンジンは外れてしまい飛行機は修理できないほどの損害を被ったが、奇跡的に彼は無事だった。
彼が平野に一人で不時着したならば、中立国以外に無許可で着陸したための抑留は別としてもそれほど大きな問題にはならなかった。しかしその時、彼のほかにもう一人、ドイツの連絡将校であるヘルムート・ラインベルガー(Helmuth Reinberger)少佐が搭乗していた。当時ドイツ軍はベルギーのナミュール第1降下猟兵師団を降下させる計画を立てており、ラインベルガーはその打ち合わせのためにケルンへ向かっていた。本来ならラインベルガーは列車を利用しケルンまで行くはずであった。しかし彼は列車を乗り過ごしてしまい、急遽、ケルンにいる妻のもとへ洗濯物を運ぼうとしていたヘーンマンスに便乗する形となった。この計画は1月17日に実行されるはずのものであった。
ヘーンマンスがベルギーやオランダに対する攻撃関連の文書の存在に気が付いたのは不時着後のことだったので、そのときはまだラインベルガーが文書を持っているとは知らなかった。不時着後彼らは近くの農民にここはどこなのかを尋ねた。農民からの返答で二人がいる場所がベルギーであることを知ったラインベルガーは、彼の持ち運んでいた文書がベルギー政府へ漏洩することを恐れ、即座に飛行機に戻り文書の焼却を図った。彼は持っていたライターで火を点けるも失敗したため、先ほどの農民を呼びつけ草むらでの焼却を手伝わせた。彼は再び文書に火を点け焼却を図ったが、不時着後程なくして駆けつけたベルギー軍と警察によってラインベルガーとヘーンマンスは拘束され、文書は隠滅できないままベルギーの手に渡った。
二人はマースメヘレン付近のベルギー国境警備所へ連行された。彼らは焼け焦げた文書を机の上に置かれ尋問を受けた。ヘーンマンスは時間を稼ぐため、ベルギー兵にラインベルガーをトイレに行かせるよう申し出た。わずかな時間が取れたラインベルガーは、近くにあったストーブに文書を押し込もうとした。ストーブのふたを開けるとき、彼は手をやけどしたためその痛みから叫んだ。その声を聞き、驚いて戻ってきたベルギー軍の担当者によって文書はストーブから取り出され、ラインベルガーらとは別の部屋に保管されることになった。計画がベルギーに知られることをひどく恐れたラインベルガーは、戻ってきたベルギー兵から銃を奪い自殺を図ろうとした。激怒したベルギー兵に押し飛ばされたラインベルガーは泣き出し、「私はあなたの銃で自殺したかった。」と叫んだ。
2時間後、ベルギー軍の情報部が到着し、午後遅くに文書は情報部の上官に渡った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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