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ムスク ( リダイレクト:麝香 ) : ウィキペディア日本語版
麝香[じゃこう]

麝香(じゃこう)は雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料生薬の一種である。
ムスク (musk) とも呼ばれる。
==用途==
主な用途は香料と薬の原料としてであった。
麝香の産地であるインド中国では有史以前から薫香や香油、薬などに用いられていたと考えられている〔林輝明「薬になる動植物:第42回麝香(じゃこう)」『漢方医薬新聞』2010年1月15日、3面。〕。
アラビアでもクルアーンにすでに記載があることからそれ以前に伝来していたと考えられる。
ヨーロッパにも6世紀には情報が伝わっており、12世紀にはアラビアから実物が伝来した記録が残っている。
甘く粉っぽい香りを持ち、香水の香りを長く持続させる効果があるため、香水の素材として極めて重要であった。
また、興奮作用や強心作用、男性ホルモン様作用といった薬理作用を持つとされ、六神丸奇応丸宇津救命丸救心などの日本の伝統薬・家庭薬にも使用されているが、日本においても中国においても漢方煎じ薬の原料として用いられることはない〔。
中医学では生薬として、専ら天然の麝香が使用されるが、輸出用、または安価な生薬として合成品が使われることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「麝香」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Musk 」があります。




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