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ミドリシジミ族 : ミニ英和和英辞書
ミドリシジミ族
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ミドリシジミ族 ( リダイレクト:ミドリシジミ#ミドリシジミ類 ) : ウィキペディア日本語版
ミドリシジミ

ミドリシジミ(緑小灰蝶、学名:''Neozephyrus japonicus'')は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シジミチョウ科に属するチョウの一
== 特徴 ==
成虫の前翅長は2cm前後。雄成虫のは、表面全体が金属的な光沢をもった鮮やかな金緑色の鱗粉で覆われ、その周囲は黒い色で縁取られる〔須田 (2012)、115頁〕〔猪又 (2006)、39頁〕。一方、雌の翅には遺伝的多型があることが知られ、表面全体がこげ茶色で斑がない〔O型、橙色の小さな斑点がある〔A型、紫色の帯(青色の斑〔)のあるB型、それらの両方がある〔AB型である〔ミドリシジミの雌の表翅の斑紋による識別のO、A、B、AB型は、人間の血液のABO式血液型とは遺伝形態が異なる。〕。雌雄とも、翅の裏面は薄い茶色で、細い白い帯がある〔〔。
成虫は、年1回だけ6月-8月初旬に発生する〔猪又 (2006)、150頁〕〔寒冷地ほど成虫の発生時期は遅い。〕〔須田 (2012)、116-117頁〕。雄は樹頂でテリトリーを張り、域内に入ってきた他者を追い払う。普段は食樹付近を飛び発生地から離れることはあまりないが、クリの花などに吸蜜に来ることもある。雌は雄と比べると不活発で、日中はクリの花やクワの果実などで吸汁を行う〔。
幼虫カバノキ科ハンノキヤマハンノキミヤマハンノキなどを食草とする〔〔。はハンノキの幹や枝に産み付けられ、そのまま越冬する〔。翌春4月初旬-5月中旬ごろに〔孵化した幼虫は、新芽の中に入り込んで若葉を食べ、大きくなると葉を巻いて中に隠れる。葉が硬くなる前の5月中旬-6月中旬〔の時期にはになる。幼虫の飼育は比較的容易である。
ハンノキは湿地に生える木で、などによく植えられた。そのため、かつては水田地帯でミドリシジミが多く見られた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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