|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 世 : [よ, せい] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 国立 : [こくりつ] 【名詞】 1. national ・ 国立劇場 : [こくりつげきじょう] 【名詞】 1. National Theater ・ 劇 : [げき] 【名詞】 1. (1) drama 2. play 3. (2) powerful drug (abbr) ・ 劇場 : [げきじょう] 【名詞】 1. theatre 2. theater 3. playhouse ・ 場 : [ば] 【名詞】 1. place 2. field (physics)
マリア2世国立劇場 (Teatro Nacional D. Maria II)は、ポルトガル・リスボンにある劇場。ロシオ広場に面した、ポルトガルでも一流の劇場である。 劇場は、1450年に建てられた古いエスタウス宮殿のあった場所(ロシオ広場北側)に建てられた。エスタウス宮は迎賓館の役割を担っていたが、16世紀に入りポルトガルが異端審問の熱に飲み込まれると、宮殿は宗教裁判所が設置された。エスタウスは1755年のリスボン地震で倒壊を免れたものの、1836年の火事で全焼した。 ロマン派の詩人で劇作家でもあるアルメイダ・ガレットの功績に謝意を示し、女王マリア2世により宮殿跡地が新しい劇場のために提供された。建設は1842年から1846年まで行われ、イタリア人建築家フォルトゥナート・ローディによるネオクラシカル様式の劇場が完成した。 劇場の建物は、リスボンに影響をもたらしたパラディアン建築の好例である。ファサードの主な姿は、6つのイオニア式円柱のあるポルチコ(屋根付き柱廊玄関)である(この円柱は、元のサント・フランシスコ修道院と三角形のペディメントから再利用された)。破風のティンパヌムは、アポロンとミューズの彫刻レリーフで装飾されている。 ペディメントには、ルネサンス期の劇作家でポルトガル演劇の祖といわれるジル・ヴィセンテの像が立つ。皮肉なことに、ヴィセンテの作品には16世紀後半の異端審問を題材にした物がある。 劇場内部には、多くの重要な19世紀ポルトガル芸術家の作品で飾られていたが、これらの多くは1964年の火事で焼失してしまった。劇場は完全に修復され、1978年に再度落成された。 ==関連項目== * Website of the Theatre 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マリア2世国立劇場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|