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マシュー・パーカー : ミニ英和和英辞書
マシュー・パーカー[かー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

マシュー・パーカー : ウィキペディア日本語版
マシュー・パーカー[かー]

マシュー・パーカー(Matthew Parker, 1504年8月6日 - 1575年5月17日)は、イングランドのキリスト教聖職者。1559年から死ぬまでの間、カンタベリー大主教を務めていた人物である。また、影響力のあった神学者でもあり、トマス・クランマーリチャード・フッカーとともにアングリカニズムを形成した人物でもある。
パーカーは、国教会の教義を定めている39ヶ条の主要製作者の一人でもある。また彼は、初期の英語文献を集めており(これらには「聖アウグスティヌスの福音書」や「アングロサクソン年代記」が含まれている)、これはイングランド教会が歴史的にカトリックから独立していたというパーカーの主張を証明する材料として利用されたほか、世界的にも最も重要な古文献のコレクションのひとつになっている。
== 生い立ち ==
マシュー・パーカーはノリッチセントセイバー小教区において、ウィリアム・パーカーの長男として生まれた。母はアリス・パーカー、旧姓はアリス・モニンスであり、トマス・クランマーと婚姻していた可能性があるともいわれる。1516年頃に父が死ぬと、母はジョン・ベーカーという人物と再婚したため、マシューは1522年にケンブリッジのコーパス・クリスティー・カレッジに入れられた。このとき彼はウィリアム・セシルと同学年だったとされるが、セシルはそのときわずか2歳だった。パーカーは1525年に学士卒業し、同年4月に助祭に任じられ、1527年6月には司祭となった。11月にはコーパス・クリスティー大学のフェローに選ばれ、さらに1528年には修士号を得た。彼はトマス・ウルジーがオックスフォードに新たに作った「カーディナル・カレッジ」(現在のクライスト・チャーチカレッジ)に移ってきてほしいと願っていたケンブリッジの学者の一人であった。
パーカーはクランマーと同様にこの誘いを断り、ケンブリッジの宗教改革派の影響を受けるようになり、アン・ブーリンが王妃として承認されると彼女のお抱え司祭となった。1535年には、彼女を通じてストーク・バイ・クレアにある世俗司祭(secular canons。世俗カノンen))の大学の学部長になった。同年、ヒュー・ラティマーはパーカーに、パーカーの持ちうる能力に見合った期待を持たれるようにすべきという手紙をしたためている。
1537年、パーカーはヘンリー8世のお抱え司祭となった。1538年にはパーカーは訴追されるおそれがあったが、ドーヴァー司教 (en) はトマス・クロムウェルに対して「パーカーは正しい判断をしており、また良い翻訳聖書を発表している。そのことで彼はいくらか恨みを買っている (hath ever been of a good judgment and set forth the Word of God after a good manner. For this he suffers some grudge) 。」と報告している。同年に彼は神学士 (en) 号を与えられ、1541年には構造改革が行われたイーリー大聖堂 (en) の主教座聖堂参事会員の2位に任ぜられた。1544年にはヘンリー8世の推挙でコーパス・クリスティー・カレッジの学長に任ぜられ、翌1545年にはケンブリッジ大学の副学長となり学長のステファン・ガーディナー (en) と共に様々なトラブル、特に学生の間で流行っていたパンマキウス (en) と呼ばれた行為(ルター主義を題材にした演劇であり、古い教会の仕組みを馬鹿にしていた)に対応した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マシュー・パーカー」の詳細全文を読む




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