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マイム・マイム : ウィキペディア日本語版
マイム・マイム
マイム・マイム」(Mayim Mayim)とは、開拓地で水を掘り当てて人々が喜ぶさまを歌ったイスラエルの楽曲である。イスラエル民謡と表記されることが多いが、原曲はイマヌエル・プガチョフ・アミラン(ヘブライ語:、ラテン文字転記:Emanuel Pougatchov Amiran、もしくはEmanuel Pugashov Amiranなど)。イスラエルのキブツ・ヤクム 英:Yakum 没の作曲で、踊りはエルス・ダブロン (Else Dublon)が1937年に振付けたものである。日本ではフォークダンスキャンプファイヤーでの定番曲として広く知られている。
== 曲の由来 ==
マイム・マイムの原題は"U’sh’avtem Mayim" ()。直訳すると「あなた方は水を汲む」という意味である。シオニズム運動によって全世界から現在のイスラエルの地に戻ってきたユダヤ人が「国を建て、新しい息吹きのもとに未開不毛の地に希望の「水」をひいて開拓にはげむ喜び」〔「すぐに役立つフォークダンスハンドブック」関 益久著、黎明書房〕をあらわした歌であるとされている。
歌詞は、旧約聖書の一書で、三大預言書の一つイザヤ書第12章第3節の"U’sh’avetem mayim be-sasson Mi-ma’ayaneh ha-yeshua"()「あなたがたは喜びをもって、救いの井戸から水をくむ」〔(財)日本聖書協会編 口語訳聖書〕をそのまま歌詞として用い、曲全体がこのフレーズ(あるいはその一部)のリフレインからなっている。ちなみに"mayim"()はヘブライ語で「水」を、また"be-sasson"()は「喜びのうちに」をそれぞれ意味しており、したがって有名な一節である"Mayim mayim be-sasson"()は、水源の乏しい乾燥地に入植した開拓者たちが、水を掘り当てて喜ぶさまを表したものと解釈できる。なお、イザヤ書はユダヤ教の聖典・旧約聖書の一書であるが、メシアの来臨を預言することから、後にユダヤ教から分派したキリスト教から見ればメシア=イエス・キリストに絡めて解釈されることが多い。「救いの井戸」を「救い主=キリスト」のメタファーとする解釈は、したがってキリスト教徒からの視点であり、キリストをメシアと認めないユダヤ教の立場からは(そして現代イスラエル人の大部分はユダヤ教徒である)関係ない解釈である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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