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ボゴタ : ウィキペディア日本語版
ボゴタ

ボゴタスペイン語:Bogotá)はコロンビア首都で、人口約770万人の都市である。2010年都市的地域の人口は784万人であり、世界第34位である〔Demographia: World Urban Areas & Population Projections 〕。アンデス山脈の盆地、標高2640メートルに位置しており、南アメリカ大陸でもラパスキトに次いで3番目に標高の高い首都である。ボゴタには図書館大学が多いことから、文化の中心という意味で「南米のアテネ」というニックネームがついている。
1991年に名称がサンタ・フェ・デ・ボゴタ(Santa Fe de Bogotá)に変わったが、2000年に再び現在の名称になった。
2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス人材文化政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第52位の都市と評価された〔2014 Global Cities Index and Emerging Cities Outlook (2014年4月公表)〕。南米大陸ではサンパウロに次ぐ第2位である。
== 地理 ==

東をアンデス山脈の東コルディレラ山地に阻まれ、西にボゴタ川が流れる山間部を南北に都市が発達した。サバンナと呼ばれる亜熱帯高地に位置する。
ボゴタ市はウサケン、チャピネロ、サンタフェ、サン・クリストバル、ウスメ、Tunjuelito、ボサ、ケネディ、フォンティボン、エンガティバ(Engativá)、スバ、バリオス・ウニドス(Barrios Unidos)、テウサキジョ(Teusaquillo)、ロス・マルティレス、アントニオ・ナリーニョ、プエンテ・アランダ(Puente Aranda)、ラ・カンデラリア、ラファエル・ウリベ、シウダー・ボリバル、スマパスの20の区に分かれている。市域・市街地ともに南北に細長く伸びているが、おおまかに中央部から北部にかけては高級住宅街、南部は貧困地区が広がっている〔二村久則編集『コロンビアを知るための60章』エリアスタディーズ90  345ページ 明石書店 2011年6月30日初版第1刷 〕。ボゴタは国内避難民が多く住む都市だが、こうした国内避難民はシウダーボリバル、ケネディ、Usme、およびBosa区に主に居住している。西部は工場が多く立地し、市の西端にはエルドラド国際空港がある。
ボゴタ市は他のスペイン植民都市と同じく碁盤の目にきちんと区切られた街路を持っており、東西に走る道をカジェ(Calle)、南北に走る道をカレラ(Carrera)と呼ぶ。
1538年に創建された当時のボゴタ市は、現在のラ・カンデラリア区に相当する。ラ・カンデラリア区にあるボリバル広場(プラサ・ボリバル)はボゴタ旧市街の中心であり、現在でも南を国会議事堂、北をコロンビア最高裁判所、東をカテドラル、西をボゴタ市庁舎に囲まれたボゴタの行政の中心となっている。ボリバル広場の周辺には、ほかにも大統領官邸や7月20日博物館(独立博物館)、ボテロ博物館、コロン劇場などの名所が点在する。ラ・カンデラリア区を取り巻くように存在するサンタフェ区も古い中心地であり、ボゴタの旧名であるサンタフェはこの地を指している。この地区には先植民地期の黄金製の美術品を集めた黄金博物館がある。この黄金博物館には、黄金スペースシャトルなどの著名な美術品も収蔵されている。2008年10月には、黄金博物館の近くにコロンビア特産であるエメラルドの逸品を集めた国際エメラルド博物館が開館した〔http://www.afpbb.com/articles/-/2533021 「30年かけて集めたエメラルド3000個、一挙公開」AFPBB 2008年10月30日 2015年3月9日閲覧〕。
市街の東にあるモンセラーテの丘は、市街を一望できる景勝地として名高く、ロープウェイケーブルカーがそれぞれ運航している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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