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ホール効果推進器 : ミニ英和和英辞書
ホール効果推進器[うつわ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [こう]
 【名詞】 1. efficacy 2. benefit 3. efficiency 4. effect 5. result 6. success
効果 : [こうか]
  1. (n,adj-no) effect 2. effectiveness 3. efficacy 4. result 
推進 : [すいしん]
  1. (n,vs) (1) propulsion 2. driving force 3. (2) implementation 4. promotion (e.g., of a government policy) 
推進器 : [すいしんき]
 (n) propeller
: [うつわ]
 【名詞】 1. (1) bowl 2. vessel 3. container 4. (2) ability 5. capacity 6. calibre 7. caliber 

ホール効果推進器 ( リダイレクト:ホールスラスタ ) : ウィキペディア日本語版
ホールスラスタ[うつわ]

ホールスラスタ (Hall thruster) とは、イオンに対しては外部陰極が作る軸方向の電場勾配が主に働く一方、電子に対してはホール効果による閉じ込め効果が利く程度の磁場をかけて推進剤の電離を促進する電気推進機。「ホール」はホール効果を発見した19世紀の科学者、エドウィン・ホールに由来。
ホールスラスタはリニア型とシース型の2タイプに大きく分けられる。リニア型は旧ソ連が実際に多くの人工衛星に搭載した。
イオンエンジンがChild-Langmuir則により推力密度を著しく制限されるのに対して、ホールスラスタには制限がなく、大電力化が容易である。近年では日本でもさかんに研究が進められているが、いまだ日本の衛星への採用例はない。
比推力は千数百秒から高くとも3000秒程度に限られる。主な推進剤はキセノンクリプトンである。大きい推力電力比が特長で、イオンエンジン、MPDアークジェットの20~30 mN/kWに対して、50 mN/kWを誇る。ただし、DCアークジェットの100 mN/kWには及ばない。
ESA(欧州宇宙機関)では2003年に打ち上げられた月探査機SMART-1にホールスラスタが使われた。
米国ではエアロジェット・ロケットダイン社がAEHF軍事通信衛星用にXR-5ホールスラスタ(4.5kW)を供給しており、同社はさらに12kWクラスのXR-12と20kWクラスのXR-20も開発中である。

== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホールスラスタ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hall effect thruster 」があります。




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