翻訳と辞書
Words near each other
・ ホスホリボシルアミン
・ ホスホリボシルグリシンアミドホルミルトランスフェラーゼ
・ ホスホリボシルピロリン酸
・ ホスホリボシル二リン酸
・ ホスホリラーゼ
・ ホスホリラーゼ(リン(燐)酸付加分解酵素)
・ ホスホリラーゼホスファターゼ
・ ホスホリルエタノールアミン
・ ホスホリル化
・ ホスホリル化反応
ホスホリン
・ ホスホリン脂質
・ ホスホンD
・ ホスホン酸
・ ホスホン酸ナトリウム
・ ホスホール
・ ホスマー・レメショウ検定
・ ホスミシン
・ ホスミドマイシン
・ ホスミル・ピント


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ホスホリン : ミニ英和和英辞書
ホスホリン
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ホスホリン : ウィキペディア日本語版
ホスホリン

ホスホリン (phosphorine、ホスファベンゼン phosphabenzene) は窒素原子の替わりにリン原子を含むピリジン類縁体である。ホスファアルケンに属する平面芳香族化合物であるが、芳香族性はベンゼンの88%程度である。P-C間の結合長は173 pmC-C結合長は場所によって違うがおよそ140 pm。
シラベンゼンなどと異なり空気や湿気に対して安定で、不活性気体を用いなくとも扱える。この安定性はリン (2.1) と炭素 (2.5) の電気陰性度が近いことに起因する。金属錯体配位子としてよく研究されている。
==沿革==
1966年、Märklによって、対応するピリリウムとリン源(ホスフィン・P(CH2OH)3・P(SiMe3)3など)を用いて2,4,6-トリフェニルホスホリンが合成された。
1971年、Arthur J. Ashe IIIによって無置換のホスホリンが合成され、多少空気に敏感だが加水分解に強く蒸留可能な液体として得られた。1990年代にはFrançois Matheyが遷移金属触媒反応(例えばパラジウムニッケル触媒を用いたカップリング反応)を用いた置換ホスホリンの合成方法を確立した。
さらに近年では、MatheyとGrundyによってホスホールからワンポット合成する方法も開発された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホスホリン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.