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ベリサイン : ウィキペディア日本語版
ベリサイン

ベリサイン(Verisign, Inc.)は、アメリカカリフォルニア州マウンテンビューにあるインターネットインフラに特化した企業である。
具体的にはインターネット上に13個あるルートネームサーバのうちの2個 (A・J)、gTLD.com.net、北米におけるNo.7共通線信号方式による公衆交換電話網EPCglobalにおけるRFIDディレクトリを管理している。
また、ベリサインはセキュリティに関する技術を多数有しており、その技術をもって公開鍵証明書から、料金支払いプロセス、果ては携帯電話ローミング、無料通話データベースのキュー用のファイアウォールの管理まで行っている。
ベリサインはこれらの事業を“インテリジェントインフラストラクチャー (intelligent infrastructure)”サービスと称している。
== 沿革 ==
ベリサインは1995年RSAセキュリティの認証サービス部門が新たに独立する形で創業した。新しい会社はRSAと期間限定の競合的業務禁止の合意と、所有する暗号キーの特許を譲り受けた。新しい会社はデジタル認証サービスとその関連商品を通じて、信頼できるインターネット・信頼できる電子商取引を提供するという目標のもと、認証局(Certificate Authority・以下CAと略す)サービスを展開した。ベリサイン社のCAサービスは軍隊から金融サービスや小売アプリケーションにいたるまで幅広く使用されており、現在300万以上の電子証明を運用しインターネット上最大の認証局となっている。CAサービスは一般的にはオンラインショッピングの時、Webブラウザの片隅に出てくる鍵マークで知られており、広く認証や暗号化に用いられている。また顧客のWebサーバをTLS認証を通じて、その顧客が存在すること、その顧客のWebサーバであること、そのWebサーバは暗号化通信を行っていることを認証するベリサイン・セキュアサイトシール(現ノートン・セキュアドシール)も開始された。
ベリサイン社は1998年1月30日NASDAQ株式公開した。株式公開前の主要株主にはRSAセキュリティの他、ベッセマー・ベンチャー・パートナーズ (Bessemer Ventures)、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ (Kleiner-Perkins)、VISAインターナショナルアメリテック (Ameritech)、三菱商事セキュリティ・ダイナミックス (Security Dynamics)、フィッシャー・インターナショナル (Fischer International) などが含まれていた。一方で2000年ネットワーク・ソリューションズ社(Network Solutions・世界初のドメイン登録業者、後に対顧客の登録部門がスピンオフする)、2001年にイルミネット社(Illuminet・この企業買収によりベリサインはテレコミュニケーション業界へ参入した)、2003年にガーデント社(Guardent・セキュリティ管理サービスプロバイダ (MSSP) 企業)、2004年にはジャンバ社(Jumba・欧米各国でJumsterと呼ばれる携帯電話向けのダウンロード可能なデジタルコンテンツを提供するサービスを行っている)などを買収し、インフラサービス企業へと成長していった。
2003年、Site Finderサービスが論議を呼んだ。(存在しない.com .netドメインを入力した際、自動的にSiteFinderにリダイレクトするサービス。)〔Verisign問題、どこがどう問題なのか?
2005年、ベリサインは世界中で4000人の従業員を抱えており、年間収入は10億ドル(2005年度会計で16億6千万ドル)を超えている。
2006年、公開鍵証明書販売2位のジオトラストを1億2,500万ドルで買収。世界の公開鍵証明書業界のほとんどを独占している。
本社のCEOはストラトン・スクラボス (Stratton Sclavos)、日本支社のCEOは古市克典で、会社の業務としては大きく2つにわけられ、1つはインターネットサービス、もう1つは通信サービスである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベリサイン」の詳細全文を読む




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