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プライバシーバイデザイン : ミニ英和和英辞書
プライバシーバイデザイン[ぷらいばし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

プライバシ : [ぷらいばし]
 (n) privacy, (n) privacy
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

プライバシーバイデザイン : ウィキペディア日本語版
プライバシーバイデザイン[ぷらいばし]

プライバシーバイデザイン(、略称:PbD)は、エンジニアリングプロセス全体にわたってプライバシーを考慮するシステムエンジニアリングのアプローチである。
== プライバシーバイデザインの概要 ==
プライバシー権とは、一般人ならば公開を望まない私生活上の事実もしくは個人に関する情報の自己情報コントロール権と言える。前者を古典的プライバシー権、後者を現代的プライバシー権と呼ぶ。高度情報化社会の進展に伴い、個人情報が大量に収集・蓄積されるようになり、個人情報保護を課題とするプライバシー問題が顕在化した。
プライバシーバイデザインは、カナダ オンタリオ州情報&プライバシーコミッショナー(the Office of the Information and Privacy Commissioner (以下IPCと約す)のAnn Cavoukian博士が1990年代に提唱したものである。PbDとは、「プライバシー侵害のリスクを低減するために、システムの開発においてプロアクティブ(proactive 事前)にプライバシー対策を考慮し、企画から保守段階までのシステムライフサイクルで一貫した取り組みを行うこと」である。日本語訳としては、「計画的なプライバシー対策」といえる。設計思想や様々な情報通信技術の仕様にプライバシー対策を埋め込むアプローチを指し、情報処理技術やシステムの設計、運用、管理に公正な情報処理Fair Information practices(以下FIPSと記述)の原理を構築することによって達成することができる。
また、PbDの実施にはプライバシー強化技術(Privacy- Enhancing Technologies 以下PETと記述)を適用してシステム設計を行う。PETとは「個人情報の不正な収集、利用および開示を防ぎ、個人情報を個人が管理する事が出来るようにし、情報システムの個人のプライバシーの保護を強化する情報通信技術(ICT)」のことである。
なお、PbDの考え方に則り企画、設計の段階で適正性を評価するための支援手法に、プライバシー影響評価(Privacy Impact Assessment(PIA))がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プライバシーバイデザイン」の詳細全文を読む




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