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ブービートラップ : ミニ英和和英辞書
ブービートラップ[びー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee

ブービートラップ : ウィキペディア日本語版
ブービートラップ[びー]

ブービートラップ(Booby trap)は戦争における戦術の一種。自陣に侵攻する勢力に対し、撤退する部隊やゲリラ組織が残したり、警戒線に張っておく(トラップ:trap)のこと。一見無害に見えるものに仕掛けられ、油断した兵士(まぬけ:booby)が触れると爆発し殺傷する。また爆発物ではなく、スパイク状のもので殺傷する猟師の用いる罠に類似したものもこれに含まれる。
== 解説 ==
前線における地雷と同様の木々の間隙に張ったワイヤーと手榴弾などを用いた仕掛け爆弾などが連想されるが、落とし穴など原始的な罠から、箱型地雷の蓋やクレイモア地雷の足の間に手榴弾を仕掛けるなど既存の罠を応用した物、瓦礫や死体が散乱した戦場跡で、兵器や食料などの必要物資、日用品や貴重品などの兵士にとって戦利品になりそうなもの等の残留物に仕掛け、占領軍の兵士がそれらを鹵獲・無力化(もしくは私物化)しようと手を出すと、内蔵された爆薬やワイヤーで繋がれた手榴弾などの爆発物が爆発するなど、連動していた殺傷性の仕掛けが起動する意表をついた物など多岐に渡る。
撤退後という非戦闘状況下での相手の心理的余裕を巧妙に利用した物も多く、殺傷能力は低く戦局を覆すほどの兵器ではないが、占領側を疑心暗鬼に陥れ、精神的にストレスを与える効果が望める。よって、奪われた建物や物資を敵に使用されにくくする為などにも使われる。日本ではベトナム戦争中、アメリカ軍に対し劣勢な南ベトナム解放民族戦線が用いたゲリラ戦術として有名になった。
1850年代にアメリカで使われだした軍事用語であり、語源についてはいくつか説がある。
* カツオドリ(booby)を獲るために漁師などが使用した罠。
* ガラパゴス諸島の棘の多い低木にカツオドリが突っ込み出られなくなったのを見た欧米人が命名した。
日本では一時期「間抜け落とし」「偽装爆弾」などの訳語が使われていたが、やがて「ブービートラップ」そのものが外来語として定着した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブービートラップ」の詳細全文を読む




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