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ブレイン・コンピュータ・インターフェース : ミニ英和和英辞書
ブレイン・コンピュータ・インターフェース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ブレイン・コンピュータ・インターフェース ( リダイレクト:ブレイン・マシン・インタフェース ) : ウィキペディア日本語版
ブレイン・マシン・インタフェース[ちょうおん]

ブレイン・マシン・インターフェース()とは、脳信号の読み取り・脳への刺激によって脳(思考)と機械のダイレクトな情報伝達を仲介するプログラムや機器の総称である。接続先がコンピュータである場合にはブレイン・コンピュータ・インタフェース()とも呼ばれる。
== 概要 ==
ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)は脳波などの脳活動を利用して機械を操作したり、カメラ映像などを脳への直接刺激によって感覚器を介さずに入力することを可能にする。
信号源および操作対象である"脳"と"機械"を繋ぐ存在、脳波を読み取る脳波センサーや脳波を解析するプログラムなどを総称してBMIと呼ぶ。
脳信号の読み取りでは、脳の神経ネットワークに流れる微弱な電流から出る脳波や脳活動による血流量変化など、脳の活動に伴う信号を検知・解析する事によって人の思念を読み取る。
これを機械への入力・命令へ変換することによって脳(思考)と機器を直結することができる。
例えば、"テレビのチャンネルを1chに変えたい"という脳波をBMIが読み取り、この脳波を検知したBMIはテレビを1chへ切り替えるスイッチへ信号を送ることにより、願うだけでテレビチャンネルを変更することが可能になる。
脳への刺激では、センサーなどによる情報を元に脳を直接刺激することによって機械からの情報を脳へダイレクトに伝えることができる。
例えば"飛行機から撮影した空撮映像"をBMIに対して入力し、BMIがこれを適切な脳刺激の形に変換、後頭葉の視覚野に対して磁気刺激することによって、家にいながら空撮映像が"脳裏に浮かぶ"ことが可能になる。
情報の流れが一方通行の片方向インターフェースと、相互疎通が可能な双方向インターフェースが想定されているが、現在実現しつつあるのは一方通行の片方向インターフェース技術のみである。
片方向インターフェースでは一方通行の情報伝達を行い、脳から命令をコンピュータが受ける電気信号に変換するか、コンピュータからの電気信号を脳波に変換する。
SF等で想定されている双方向インターフェースでは、と外部機器との間で情報を交換・共有するため、人または動物と機械が一体化することになるが、現実には動物実験・人体実験とも移植は成功していない。ここでいう脳とは心や精神ではなく、物質として存在する有機生命の神経系(もしくは神経系のモデル)そのものを指す。
実際にBCIをはじめとするマンマシンインターフェースの研究が始まったのは1970年代頃で、実際に人体に外部機器が移植されたのは1990年代中頃になってからである。21世紀に入り、機能としては不十分ながら視覚聴覚を補助する人工感覚機器や、モーターによって動作する義手義足といったBMI機器の人間への移植事例が既に存在する。また、これまでの実験を通して分かったことは、BCIを移植した際の脳の適応性が大きい点である。近年の技術や知識の進展で、BCI技術は人間の機能拡大をもたらすと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブレイン・マシン・インタフェース」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Brain-computer interface 」があります。




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