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ブラック・アンド・タン・テリア : ミニ英和和英辞書
ブラック・アンド・タン・テリア
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ブラック・アンド・タン・テリア : ウィキペディア日本語版
ブラック・アンド・タン・テリア
ブラック・アンド・タン・テリア(英:Black and Tan Terrier)は、イギリスイングランド原産のテリア犬種である。古い犬種のひとつであることから、犬種名に「Old」という単語を冠し、オールド・ブラック・アンド・タン・テリアと呼ばれることも時々ある。

== 歴史 ==
ボーダー・テリアについで古い初期のテリア犬種で、1800年代ごろからその存在が確認されている。生い立ちはよく分かっていないが、オールド・イングリッシュ・テリアという非常に古いテリア犬種の血を引いているといわれている。
主にネズミを狩るのに用いられていた。テリア犬種の多くは地中に潜って猟を行なうが、本種は脚が長いため、穴に潜って猟を行なうのには不向きな体型であった。然し、それによって走るのが速く、体がコンパクトで小回りが利くことからこの使役を任されるようになった。飼育もしやすいことから都市部でも飼われ、衛生管理のための使役犬として、又、ペットとして人気を博した。
本種の狩猟能力は他のネズミ狩り用の犬種に比べてもずば抜けて高く、ネコをもしのぐほどのものであったためにネズミ狩りに引っ張りだこであった。あるマンチェスター生まれの本種はネズミに満ち溢れて使えなくなってしまった家畜小屋を二晩で制し、ざっと1000匹を下らないネズミの大群を片付けた、との逸話も残されているほどである。ちなみに、この犬がマンチェスター出身であるから、マンチェスター・テリアの原産地がそこになったというわけではない(後述)。又、娯楽としてのネズミ狩りにも多く用いられ、多くの記録をうち出してきた。
19世紀の中ごろになると、マンチェスターで本種にウィペットなどが交配され、能力や容姿が更にグレードアップしたマンチェスター・テリアが誕生した。その子孫の人気が年々高まるにつれて原種である本種自体はだんだん廃れていった。20世紀に入り、マンチェスター・テリアを先祖と同じく「ブラック・アンド・タン・テリア」と呼ぶことを提案したブリーダーもいたが、原産地マンチェスターの名を広めることを阻害するとして多くの愛好家に反対され、その願いはかなえられなかった。その後娯楽としてのネズミ狩りを懐かしむ年配の愛好家によって飼育が継続されていたが、20世紀の前半に絶滅してしまった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブラック・アンド・タン・テリア」の詳細全文を読む




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