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フロイド・メイウェザー・ジュニア : ミニ英和和英辞書
フロイド・メイウェザー・ジュニア[じゅにあ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ジュニア : [じゅにあ]
 【名詞】 1. junior 2. (n) junior

フロイド・メイウェザー・ジュニア : ウィキペディア日本語版
フロイド・メイウェザー・ジュニア[じゅにあ]

フロイド・メイウェザー・ジュニアFloyd Mayweather Jr.1977年2月24日 - )は、アメリカ合衆国の元プロボクサーミシガン州グランドラピッズ出身。
第22代WBC世界スーパーフェザー級王者。第27代WBC世界ライト級王者。第28代WBC世界スーパーライト級王者。第10代IBF世界ウェルター級王者。第33代・第36代WBC世界ウェルター級王者。第37代・第44代WBC世界スーパーウェルター級王者。元WBA世界ウェルター級スーパー王者。元WBA世界スーパーウェルター級スーパー王者。第17代WBO世界ウェルター級王者。
階級を上げてからはパワーこそ相対的に目減りしたものの、圧倒的なスピードと超人的な反応速度を持ち、卓越したディフェンステクニックで相手を翻弄し、絶妙のタイミングでカウンターを打ち込むのを得意とする選手。プロでの戦績はロッキー・マルシアノに並ぶ49戦49勝無敗。史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成したなど〔フロイド・メイウェザー 〕〔Floyd Mayweather Jr 〕、パウンド・フォー・パウンド最強のボクサーとして評価されている。
== 概要 ==
近年は、ボクシング・アドバイザーのアル・ヘイモンを雇うようになって以来、スポーツ選手長者番付1位を獲得するなど大金を稼ぐスポーツアスリートとなっているが、購入した高級車や高級装飾品の自慢をしたり、現金を使った露骨なアピールをすることが多いため「Money(金の亡者)」と呼ばれている。以前は童顔な外見から「Pretty Boy(プリティーボーイ)」と呼ばれることが多かった。2014年頃からは「TBE(史上最高、The Best Everの略)」と自称しているが、ウラジミール・クリチコはこのことについて「周りの人々が王と呼ぶのであって、王が自分で『私は王だ』と言うもんじゃない。そうであるかは周りが決めるんだ」としている。また、メイウェザーが俺はモハメド・アリシュガー・レイ・ロビンソンより優れていると発言したときには、アリ本人から「忘れるな、俺が最も偉大なんだ」と返され、マイク・タイソンからは「すごい妄想だな。奴はチンケで、臆病な男だ。とても小さな、臆病な男なんだ」と怒りをあらわにして批判された。
圧倒的なスピードとディフェンス技術を駆使して戦うファイトスタイルに魅了されるファンもいるが、はじめから判定勝利狙いの、ディフェンス重視で危険を冒さず確実にポイントアウトする試合運びを「タッチボクシング」などと揶揄し退屈な試合スタイルだとする声も少なくない。マイク・タイソンはメイウェザーの試合スタイルを退屈の意として「芝生が育っている様子を見ているようだ」と表現している。試合前の会見などでリップサービスとして挑発的なトラッシュ・トークをすることでも有名で、対戦相手にとっては腹立たしいことこの上ないがマスコミ受けは良い。
私生活での素行は悪く、2002年に2件の家庭内暴力事件で有罪、2004年にはナイトクラブで女性2人に暴行を働いたとして有罪判決を受けている。2012年には内縁の妻への暴行罪などで2ヶ月間刑務所へ収監されている(詳細は「犯罪・トラブル」の項を参照)。他にもアジア人を馬鹿にする人種差別発言、女性を蔑視するような性差別発言を行っている。このため以前はいくつかの企業とスポンサー契約を交わしていたがイメージの低下を嫌った企業が離れていき、現在スポンサー収入はほぼ無しとなっている。以上のような理由から、メイウェザーは2014年にスポーツ・イラストレイテッドの『最も嫌われているスポーツ関係者35人』の1人に選出された。
2012年に内縁の妻への暴行などで逮捕された事件で実刑判決を受けた際には、2012年1月6日から刑務所に収監とされることになっていたが、5月5日に決まっていた試合(ミゲール・コット戦)で生み出す経済効果とそれに伴う税収を踏まえた結果、試合後となる6月1日まで収監が延期されたというエピソードがある。
経済誌『フォーブス』が発表している世界スポーツ選手長者番付で2012年と2014年と2015年に1位となった。2013年の発表では14位まで落ちたが、これは対象となる期間中に1試合しかしていなかったことが影響したものである。
アメリカ在住のボクシングファンの人口層で最多の33,3%を占めるヒスパニック系移民の市場に目をつけ、2009年以来、メキシコ系の記念日であるシンコ・デ・マヨ5月5日)とメキシコの独立記念日9月16日)の前後の週末に試合を行い、対戦相手にヒスパニック系選手を選ぶことによる盛り上がりに加え、従来の黒人層からの人気などもあって、ファンもアンチも巻き込んだ大興行となり莫大なファイトマネー獲得の基盤となっている〔拳で年収105億円、スポーツ界で最も稼ぐ男の理由 朝日新聞 2014年8月3日〕。
最近は「Hard Work!(ハードな練習)Dedication!(献身)」というキャッチコピーを好んでいて、練習や記者会見でコールとして使うことがある。
幼い頃は父親のメイウェザー・シニアに現在の活躍の基盤となる巧みなディフェンス技術などのボクシングを教え込まれていたが、メイウェザー・シニアが刑務所に長く収監されていたことや、親子の仲が悪く別々に行動していた期間が長かったため、キャリアの大半で叔父のロジャー・メイウェザーがトレーナーを務めていた。しかし、2013年頃からロジャー・メイウェザーが体調を崩したことで、メイウェザー・シニアがトレーナーに復帰した。
ボクサーとして以外にも、2007年にテレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」に出演して華麗な社交ダンスを披露したり、アメリカのプロレス団体WWEのリングに参戦しヒールを演じたりと、多彩な才能をのぞかせている。
未婚だが2人の女性との間に4人の子供がいる。メイウェザー・プロモーションズを主宰しているプロモーターでもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フロイド・メイウェザー・ジュニア」の詳細全文を読む




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