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フレデリック・ポール : ミニ英和和英辞書
フレデリック・ポール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フレデリック・ポール : ウィキペディア日本語版
フレデリック・ポール[ちょうおん]

フレデリック・ジョージ・ポール・ジュニアFrederik George Pohl, Jr., 1919年11月26日 - 2013年9月2日)は、アメリカ合衆国SF作家編集者ニューヨーク州生まれ。
別名はジェイムズ・マクレイ (James MacCreigh)など多数 。マクレイ名義ではアイザック・アシモフとの共著がある。
少年時代よりファン活動に参加し、19歳で雑誌の編集を任されるなど、SF界との関わりは早かった。ファン団体フューチャリアンズではアシモフ、ウォルハイムらと親交を深める。アシモフの初期短編(特にキャンベルに没にされた作品)を自分の雑誌に多数採用して経済的に支えた他、処女長編『宇宙の小石』もポールが出版社に渡りを付けて出版された物である。
商業誌へのデビュー作は一編の詩で、「アメージング・ストーリーズ」1937年10月号にエルトン・アンドルーズ(Elton Andrews)名義で掲載された。初期の代表作はC・M・コーンブルースとの共作、『宇宙商人』(1953年)。これは、幾つかの大企業に牛耳られた未来社会を描いた長編で、風刺SFの古典となった。
また、1959年から1969年にかけて、SF雑誌「ギャラクシー」および「イフ」の編集に携わり、この間に3度のヒューゴー賞を受賞するほどの名編集者ぶりを発揮している。またこれらの雑誌で、ラリー・ニーヴンキース・ローマーらを育てた。
1976年にサイボーグを扱った『マン・プラス』でネビュラ賞 長編小説部門を受賞。その後も「ニュー・ポール」と称されるほど一新した作品を続出。この時期の代表作としては他に「ヒーチー年代記」が挙げられる。
ポールは数度の結婚経験がある(その相手には、SF作家・評論家のジュディス・メリルも含まれる)。最新の結婚相手はSFファンでありSF研究家協会の一員でもあったエリザベス・アン・ハル。彼女とは、アメリカのSF情報誌『ローカス』1984年5月号に「ベティ・アン〔ベティ・アンとは、アメリカのSF作家クリス・ネヴィルの代表作、『ベティ・アンよ帰れ』の主人公の名前。〕へ…たのむ、ぼくと結婚してくれ。フレッド」という広告を載せてプロポーズに成功し、レスター・デル・レイを付き添い人として同年7月に結婚した。
1983年夏に来日。日本SF大会DAICON4にも参加した。2013年9月2日、93歳で死去〔Frederik Pohl (1919-2013) LOCUS online 2013年9月2日〕。
==作品リスト==

* 宇宙商人 (The Space Merchants, 1952) :C・M・コーンブルースと共著
* 22世紀の酔っぱらい (Drunkard's Walk, 1960)
* 臆病者の未来 (The Age of the Pussyfoot, 1969)
* マン・プラス (Man Plus, 1976)
* 仮面戦争 (The Cool War, 1979)
* JEM (JEM The Making of a Utopia, 1980)
* 時の果ての世界 (The World at the End of Time, 1990)
* 異郷の旅人 (Homegoing, 1989)
* チェルノブイリ (Chernobyl, 1987)
* 最終定理 (The Last Theorem, 2008) : アーサー・C・クラークと共著
* 「スター・チャルド」シリーズ(ジャック・ウイリアムスンと共著)
 * 宇宙の珊瑚礁へ (The Reefs of Space, 1963)
 * スター・チャイルド (Starchild, 1965)
 * 新たなる誕生 (Rougue Star, 1969)
*ヒーチー年代記
 * ゲイトウエイ (Gateway, 1977):ヒューゴー賞 長編小説部門ネビュラ賞 長編小説部門ローカス賞 長篇部門ジョン・W・キャンベル記念賞受賞
 * ゲイトウエイ 2 - 蒼き事象の水平線の彼方 (Beyond the Blue Event Horizon, 1980)
 * ゲイトウエイ 3 - ヒーチー・ランデヴー (Heechee Rendezvous, 1984)
 * ゲイトウエイ 4 - ヒーチー年代記 (The Annals of the Heechee, 1987)
 * ゲイトウエイへの旅 (The Gateway Trip, 1990)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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