翻訳と辞書
Words near each other
・ フリクションカレンダー
・ フリクショングリップ
・ フリクショングリップ用バー
・ フリクションディスク
・ フリクションドライブ
・ フリクションプレス
・ フリクションボール
・ フリクション玩具
・ フリクテン
・ フリクテン(性)結膜炎
フリクリ
・ フリゲイト
・ フリゲリ岬
・ フリゲート
・ フリゲート艦
・ フリコ
・ フリザンコ
・ フリシゲン
・ フリシンゲン
・ フリジア


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フリクリ : ウィキペディア日本語版
フリクリ

フリクリ』(FLCL)は、ガイナックスProduction I.Gにより製作された日本のOVAシリーズ。およびそれを原作とした小説漫画
本編であるOVAは全6巻(全6話)。その本編を補完した小説は全3巻、漫画単行本全2巻がそれぞれ発売されている。また、本編が2005年にDVD-BOX化、漫画単行本2007年に新装判として再版された。2010年8月にBlu-Ray Boxが発売された。
2015年には本作の原作権がガイナックスからIG社に譲渡された〔2015年8月28日 アニメーション作品『フリクリ FLCL』原作権取得のお知らせ - 株式会社IGポート※ IG社の親会社。〕。今後IG社は本作をベースにしたリメイク作品などに活用する事を検討している。
2016年3月25日、『フリクリ』の続編を、株式会社プロダクション・アイジーと米国カートゥーンネットワークが共同制作すると発表された〔「フリクリ」続編決定!貞本義行がキャラ原案を続投、総監督は本広克行 〕。スーパーバイザー:鶴巻和哉、キャラクター原案:貞本義行、総監督:本広克行、脚本:岩井秀人、米国での放送時期は、2017年末または2018年初頭からを予定している。2シーズン、全12話作られる予定〔アニメ「フリクリ」続編制作発表 米国との共同制作で日本でも放送目指す 〕。
== 概要 ==
『FLCL』(フリクリ)は、2000年から2001年にかけて全6巻のOVAとしてリリースされた、日本のアニメ作品である。『新世紀エヴァンゲリオン』の次作品である『彼氏彼女の事情』以降は、原作付のアニメ化しか制作していなかったガイナックスによる、久々のオリジナル作品。また、『FLCL』は『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務めていた鶴巻和哉の初監督作品である。

一般的にビデオ・DVDのパッケージには作品解説・あらすじなどが記載されるものであるが、『FLCL』のパッケージはそれらを徹底して排したデザインになっており、同様にテレビコマーシャルでも内容に関する言及は全く無かった。
本作品の大きな特徴として、非常に凝った演出が挙げられる。唐突に全く異なる絵柄に切り替わるシーンや、本編途中から数分間にわたり漫画雑誌風の画面構成で進行する回があるなど、随所に実験的ともいえる演出が盛り込まれている。またアクションシーンでのテンポの良いカット割り、デザインやアニメーションの質の高さなど、。かつてTSUYATAの「映画監督が選ぶ良作」として岩井俊二監督他から評価を得ている。
その一方で本作品はOVAのみのリリースであったため、同じガイナックスが製作に携わった『新世紀エヴァンゲリオン』と比較すると日本国内での知名度は低い(ただしこれは『新世紀エヴァンゲリオン』が稀有な大ヒット作品である点を考慮する必要がある)。しかし日本国外の市場ではかなりの成功を収めており、特にアメリカなどでは人気・知名度共に高いアニメ作品の一つである。アメリカのアニメ専門チャンネル、カートゥーンネットワークでは、英語吹き替え版がシリーズ放送(2003年8月)され、その後も再放送されている〔(紙版では9月30日のE7面に掲載)和訳すると「2000年から2005年にかけてアメリカの視聴者は『カウボーイビバップ』、『フリクリ』、『鋼の錬金術師』、『ナルト』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『妄想代理人』、『サムライチャンプルー』を初放送で見た。ここ数年『BLOOD+』や『DEATH NOTE』などエンターテインメント性の高い作品も紹介はされているが、それでもやはり今テレビでいちばんの見もののアニメと言えば、第一の波で上陸した各番組の再放送である」という一文がある。〕〔。和訳すると「アメリカではDVDが3枚セット構成で2002年8月~2003年7月にかけて発売された。多々なるジョーク、だじゃれ、カルチャー的な言及などが日本人以外には通じない.. コミュニケーション障壁にもかかわらず(そのファンタジックかつ混沌的な動画に負うところ多く).. 当シリーズはアメリカのアニメファンのあいだで、たちまちカルト的最大人気作品のひとつ("cult favorite")となった。人気のあまり、番組はケーブルテレビ放送『カートゥーンネットワーク』チャンネルで2003年8月放送が開始された」〕〔。「カートゥーンネットワーク」チャンネルの深夜「Adult Swim」枠で2003年8月に初放送された。〕。また、カナダモントリオールで開催される国際映画祭、ファンタジア映画祭において2003年度アニメーション部門で銅賞を受賞している〔〔。
『FLCL』には挿入歌が多くあり、かつ印象的、効果的な使い方がされていることも特徴。これら挿入歌とテーマ曲は一部を除き全て日本出身のロックバンドthe pillowsが担当した。このアニメ曲の人気にあやかり、the pillowsは、米テキサス州オースティン市SXSWフェスティヴァルにおいて米国コンサートデビューを果たすなどしている〔抜粋和訳すると「アグレッシブなインディー系ロック曲に、アメリカンキッズの集団が合わせて合唱したが、それもそのはずFLCLのためにthe Pillowsが書いた歌曲が満載だったのだ」とある。〕。北米版およびオーストラリア版DVDでは副音声で監督を務めた鶴巻和哉とアメリカ人スタッフによる日本語の音声解説が収録されている。作品制作における裏話や、場面ごとの解説が語られている。
『FLCL』は2006年5月15日からバンダイチャンネルにおいて有料配信もされている。
また『FLCL』で登場する機関名フラタニティは、同じ鶴巻和哉監督作品である『トップをねらえ2!』にも登場している。さらに『トップをねらえ2!』でエキゾチックマニューバという言葉が登場するが、それと似たシステムが『FLCL』にもあり、両作品の世界観には若干の共通点が見られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フリクリ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.