翻訳と辞書
Words near each other
・ フリカッセ
・ フリカムイ
・ フリカワリ
・ フリガ
・ フリガ (小惑星)
・ フリガナ
・ フリガート エコジェット
・ フリギア
・ フリギア人
・ フリギア帽
フリギア旋法
・ フリギア終止
・ フリギア語
・ フリギダリウム
・ フリギドゥスの戦い
・ フリクエント・ウィンド作戦
・ フリクショニング
・ フリクション
・ フリクション (バンド)
・ フリクション (筆記具)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フリギア旋法 : ミニ英和和英辞書
フリギア旋法[ふりぎあせんぽう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ギア : [ぎあ]
 【名詞】 1. gear 2. (n) gear
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

フリギア旋法 : ウィキペディア日本語版
フリギア旋法[ふりぎあせんぽう]

フリギア旋法(または英語でフリジアン・モード)とは、2つの異なる旋法を指す。第1に古代ギリシアの「トノス tonos」あるいは「ハルモニア harmonia」の中で、フリギアと呼ばれた特定のあるいは音階。第2に中世のフリギア旋法。現代のフリギア旋法は後者に基づく全音階である。
==古代ギリシアのフリギア旋法 ==

フリギアの「トノス」や「ハルモニア」はアナトリアの古代王国フリギアからその名を得ている。古代ギリシアのフリギアのトノスによるオクターブ種(音階)はディアトニックのゲノスの場合、中世と現代のドリア旋法に対応する。
ギリシア音楽理論でこの名で呼ばれたハルモニアは、トノスに基づき、その音階あるいはオクターブ種はテトラコルドから作られ、これはディアトニックのゲノスでは全音-半音-全音という一連の上昇音程から成り立つ (クロマティックのゲノスでは短三度と続く2つの半音、エンハーモニックのゲノスでは長三度と2つの四分音から成り立つ)。オクターブ種は1つの全音を挟んだ2つのテトラコルドの上に構築される。これはピアノの白鍵をDからDへ弾いたものに相当する。
D E F G | A B C D
この音階は一連の特徴的な旋律の動きやエートスと関連付けられ、「フリギア」すなわち「アナトリア高地の荒涼とした山岳地帯の気ままで奔放な人々」の民族名にちなんだ名を持つハルモニアとなった。 (Solomon 1984, 249). この民族名はクレオニデス (Cleonides) といった理論家によって誤って、13の半音階的な移調レベルの1つに当てはめられ、音階の音程の構成を無視された (Solomon 1984, 244–46)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フリギア旋法」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.