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フランス国立東洋言語文化研究所 : ミニ英和和英辞書
フランス国立東洋言語文化研究所[ふらんすこくりつとうようげんごぶんかけんきゅうじょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ランス : [らんす]
 【名詞】 1. lance 2. (n) lance
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国立 : [こくりつ]
 【名詞】 1. national 
: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
東洋 : [とうよう]
 【名詞】 1. Orient 
: [げん]
 【名詞】 1. word 2. remark 3. statement 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文化 : [ぶんか]
 【名詞】 1. culture 2. civilization 3. civilisation 
: [か]
 (suf) action of making something
研究 : [けんきゅう]
  1. (n,vs) study 2. research 3. investigation 
研究所 : [けんきゅうしょ, けんきゅうじょ]
 【名詞】 1. research establishment (institute, laboratory, etc.) 
: [ところ, どころ]
 (suf) place

フランス国立東洋言語文化研究所 : ウィキペディア日本語版
フランス国立東洋言語文化研究所[ふらんすこくりつとうようげんごぶんかけんきゅうじょ]

フランス国立東洋言語文化研究所(、略称: INALCO)はフランスパリにある研究機関、高等教育機関であり、国立東洋言語文化学院、国立東洋言語文化大学と訳されることもある。西ヨーロッパ起源以外(アフリカアジア東ヨーロッパオセアニア)の言語と文明についての研究および教育を行っている。1971年に現在の名称となった。略称のINALCO は、「イナルコ」のように読む。
フランスの教育法では、大学とは別の高等教育機関(グランデタブリッスマン)の一つであるが、フランスの名門グランゼコールには全く含まれず、グランゼコールのような超難関の個別入学試験も一切なく、バカロレア取得したものであれば誰でも入学が可能である。「大学」に和訳されるが、文字通り、「イナルコ」の「イ」とは「アンシティテュー」(Institut)の略字で、「学院」の意味がある。
要するに、イナルコというのはフランスの法律上では大学(ユーニヴェルシテー Université)ではない。中世のキリスト協会によって設立されたソルボンヌなどの大学と違って、イナルコは近世のフランス絶対王政の高等教育機関として設立されたのである。ルイ 14世(位1643-1715)親政下の財務総監のコルベール (Colbert) が重商主義政策を推進すると、「東洋」市場の開拓と東洋の国家との交流を発展させるため、イナルコの全身であった「王立若手言語学校」(École des jeunes de langues)が設立された(1669年)。トルコ語やアラブ語の翻訳・通訳できる人材の育成がその使命であった。しかし、このような言語に特化した歴史的教育機関であるにも関わらず、近年は学生達の異常なまでの学力低下が目立ち、学士課程一年目から初めて勉強を始め三年目のディプロム(リサンシエ)を取得した程度では全く翻訳者、通訳士として活躍できるレベルには到達できず、日常会話程度で精一杯という状況である。
このような状況は数ある言語の学科の中で、圧倒的最多の学生数を誇る日本語学科で特に目立ち、その学生達の質の悪さは他の学科の学生と比較しても極まりないとされ、前述の通り学力選抜試験がなく、バカロレア(通称バック)を取得すれば誰でも入学可能なため、日本語学科では近年のフランスでの若者に対する日本文化(漫画、アニメ等)のブームによって、安易な気持ちで入学する者が激増し、授業によっては大講義棟にも入りきれず、廊下にまで溢れるほどの大多数の学生達相手に、教師陣の目が学生一人一人に行き届きにくいことに加え、学校側の学生達の中退率、留年率を抑えたいという意図も学力低下につながっていると考えられる。
前述のように多くの日本語学科の学生達の質が非常に悪く、アニメ等のコスプレをし授業に望む者も存在し、その勉学に対する姿勢が極めて悪質であるため、本来真面目に日本語、日本の文化を学びたいと願う一部の学生が大変な被害を被っており今後、日本語学科ではその他のフランスの大学のスペイン語、ドイツ語、イタリア語学科のように中等教育からの学習歴を持つ者を対象にした既に一定の学習歴を備えた者のみか、またはバカロレアの高得点者、高校の成績優秀者のみの入学許可制に変更するなどの改革が急務であるとされる。
また、イナルコ全体としては教師陣の質の低下も一部指摘されており、教える言語の現地の大学を卒業しただけでフランス語の資格さえも所持していない外国人教師や、フランス人であってマスター2(日本の修士課程修了に相当)の資格を所持してる教師陣であってでさえも教える言語の初等教育のテキストを正確に読めないなども問題があるとされる。
そして、校内モラルの崩壊の象徴としては、附属図書館のBulacでは博士課程在学者に24時間提供している地階に設置されている研究個室とは別に、一般利用者向けのグループ個室が地上階、一階に複数ヵ所設置されているが、この個室内でしばしば学生間の性行為が行われているが、それを図書館管理者、利用者ともに把握しておりながら、いつまでも放置していることは、この施設がもはや純粋な教育施設として機能していないことを表している。
この異常な事態は、学内に入学式、卒業式等の式典は一切なく、学内最高責任者である学長が普通の教授と同じように授業を学生に行い、授業が終われば帰宅するという、最高責任者としての責任管理の役割、また問題が発生しても責任の所在がどこの誰にあるのかが全くはっきりしないという組織機能としてのずさんさの問題が学内モラル低下に拍車がかかっているという見方もある。
フランス革命が起こると、また別の同類の教育機関の「東洋言語特別学校」École spéciale des langues orientalesが設立された(1795年)。
1873年にその二つの学校が合併した。
1914年に、国立東洋言語学校」École nationale des langues orientalesになった。
1971年に、東洋言語文化学院(Institut national des langues et civilisations orientales)になり、1984年まではパリ大学3(新ソルボンヌ大学)に所属し日本語、中国語など言語によってはパリ大学の学生は INALCOで学ぶことになっていた。ディプロムなどもパリ大学3の印があった。
1984年から完全に独立し、グランデタブリッスマンとして公認されている。
本部はパリ13区にある。2011年Pôle des Langues et Civilisations du Mondeとして再編された。
日本では明治大学立教大学早稲田大学などと国際交流協定を結んでいる。
== 研究部門 ==

* アフリカ研究
* ネイティブアメリカンの言語と文明研究
* アラビア研究
* 南アジア研究
* 東南アジア研究
* 中央ヨーロッパ・東ヨーロッパ研究
* 中国研究
* ユーラシア研究
* 日本の言語と文明研究
* ユダヤの言語と文明研究
* ロシア研究

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランス国立東洋言語文化研究所」の詳細全文を読む




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