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フクロライオン : ミニ英和和英辞書
フクロライオン[らいおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ライオン : [らいおん]
 【名詞】 1. lion 2. (n) lion

フクロライオン ( リダイレクト:ティラコレオ ) : ウィキペディア日本語版
ティラコレオ[らいおん]

ティラコレオ (''Thylacoleo'') は新生代漸新世から更新世(約2,400万 - 約5万年前)にかけてのオーストラリア大陸に生息していた有袋類の捕食者。双前歯目 - ティラコレオ科に属する絶滅したである。属名は「有袋ライオン」の意味。和名フクロライオン英名では Marsupial Lion と呼ばれる。
獰猛な肉食獣であったとされるが、草食動物である現生のクスクス(ユビムスビ)に近縁である〔『絶滅巨大獣の百科』 122頁〕。
==形態==

頭胴長1.2 - 1.3メートル、頭骨長約25センチメートル、〔『絶滅哺乳類図鑑』 49頁〕体重は100キログラム程〔『地球を支配した恐竜と巨大生物たち』 126頁〕。小型のヒョウほどの大きさと体格であったと推定されている。強力なと発達した前肢を持った逞しい体形で、前肢の親指は他の指と対向でき、太く、出し入れできる鉤爪があった〔『地球を支配した恐竜と巨大生物たち』 129頁〕。また上下のには切歯が発達した鋭いと、上下第三小臼歯及び下顎第一大臼歯からなる大型の裂肉歯を持っていた〔。咬む力は強く、オーストラリアニューキャッスル大学の研究によれば、ブチハイエナの約2.5倍に達したと推定されている〔。植物食のクスクスと近縁である事からくる先入観と〔、裂肉歯の噛み合わせの形状が中生代白亜紀ケラトプス科の持つ頬歯列に類似している事などから〔『絶滅巨大獣の百科』 123頁〕、これを果実を食べるおとなしい植物食の動物だったとする学説も存在した。しかし発見されたの咬面の磨耗の状態は肉食によるものであることが明らかで、植物食とは考えられず、現在では活発な捕食者だったと考えられている。鋭い切歯が他の多くの肉食性哺乳類の犬歯の役割を果たし、これによって獲物に致命傷を与えたものと思われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ティラコレオ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Marsupial lion 」があります。




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