翻訳と辞書
Words near each other
・ フェニルピラゾロン誘導体
・ フェニルピルビン酸
・ フェニルピルビン酸タウトメラーゼ
・ フェニルピルビン酸デカルボキシラーゼ
・ フェニルブタゾン
・ フェニルプロパノイド
・ フェニルプロペン
・ フェニルメタノール
・ フェニルメタン
・ フェニルメタンスルホニルフルオリド
フェニルメチルエーテル
・ フェニルリチウム
・ フェニル基
・ フェニル酢酸
・ フェニル酢酸CoAリガーゼ
・ フェニレフリン
・ フェニレン
・ フェニレンジアミン
・ フェニーチェ
・ フェニーチェ劇場


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フェニルメチルエーテル : ミニ英和和英辞書
フェニルメチルエーテル[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フェニルメチルエーテル ( リダイレクト:アニソール ) : ウィキペディア日本語版
アニソール[ちょうおん]

アニソール (anisole) とは、アニスの実に似た快い香りを示す有機化合物で、外見は無色の液体。ベンゼンの水素を1個メトキシ基 (–OCH3) に置き換えた構造 (C6H5OCH3) を持つ。消防法に定める第4類危険物 第2石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。
アニソールでは、メトキシ基の共鳴効果による電子供与性によりベンゼン環の電子密度が高められており、求電子的反応に対し、オルト・パラ配向の大きな反応性を示す。例えば、無水酢酸とアニソールが反応すると、''p''-メトキシアセトフェノンが得られる。
アニソールと五硫化リン(分子式 P4S10)が反応するとローソン試薬を生じる。これは有機化合物上の酸素を硫黄に交換する硫化剤として有力な試薬である〔Thomsen, I.; Clausen, K.; Scheibye, S.; Lawesson, S.-O. "Thiation with 2,4-bis(4-methoxyphenyl)-1,3,2,4-dithiadiphosphetane 2,4-disulfide: ''N''-methylthiopyrrolidone." ''Org. Synth.'', Coll. Vol. 7, p. 372 (1990); Vol. 62, p. 158 (1984). オンライン版 〕。
アニソールは香料、または合成中間体として用いられる。アニソール自身は昆虫のフェロモンの一種でもある。
==参考文献==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アニソール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anisole 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.