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ビリー・ライレージム : ミニ英和和英辞書
ビリー・ライレージム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビリー・ライレージム : ウィキペディア日本語版
ビリー・ライレージム[ちょうおん]
ビリー・ライレー・ジム(''Billy Riley's gym'')は、イギリスランカシャー地方のウィガンにかつて実在し、幾多の名レスラーを輩出したランカシャー・スタイル・レスリングジム
スネーク・ピット(''The Snake Pit'' / 蛇の穴)の通称でも呼ばれる。
== 概要 ==
ビリー・ライレー・ジムは、1950年代初頭にビリー・ライレーが創立した〔Aspull Olympic Wrestling Club 〕。当時のウイガンは炭鉱の町として栄え、ランカシャー・レスリング(通称キャッチ・アズ・キャッチ・キャン)の盛んな土地柄で、力自慢の炭鉱夫達はランカシャー・レスリングで「ストリートファイト賞金マッチ」に出場し、猛者として名が知れていたビリー・ライレーにこぞって挑戦した。
ビリー・ライレーは、そんな大柄で腕自慢の挑戦者達を次々と打ち負かし大金を手にし、母親に家をプレゼントしたうえジムまで建ててしまったという。息子のアーニー・ライレー、ジャック・デンプシー、ジョン・ウォリー、ジョー・ロビンソン、その弟のボブ・ロビンソン(ビリー・ジョイス)などが練習し、全盛期には狭いジムながら30人程のレスラー達が激しいトレーニングを積んでいた。
1951年頃、カール・ゴッチが入門し、以後3年間程トレーニングを積む。ゴッチは最初のスパーリング師範代ビリー・ジョイスにわずか1分程でサブミッションを極められてしまったことから、入門を決意したという〔宮戸優光『U.W.F最強の真実』エンターブレイン、2003年(平成15年)、197ページ〕。
ビリー・ライレー・ジムの出身者はシュート・レスリングを習得した者として知られた。いたるところに炭鉱の穴があった当時のウイガンにおいて、倒されても蛇のようにしつこく攻撃をかけ続けるファイトスタイルが特徴的であったことから、ビリー・ライレー・ジムは「スネーク・ピット(蛇の穴)」として恐れられるようになった。しかし、次第にトレーニング・マシンを使ったトレーニング・ジムが主流となり、またフリースタイル・レスリングのルールが整備されサブミッションが禁止されていったことにより、伝統的で危険なトレーニングのビリー・ライレー・ジムはレスラー達に敬遠されるようになり徐々に衰退した。
そして1977年に創設者のビリー・ライレーが死去〔Aspull Olympic Wrestling Club 〕するとジムはさらに衰退した。しかし1989年、ヨークシャー・テレビジョンがドキュメンタリー番組『FIRST TUESDAY: The WIGAN HOLD』を放映すると〔BFI.org 〕、これがきっかけとなりイギリスのスポーツ評議会がランカシャー・レスリングへの支援を表明。1990年、火災によりビリー・ライレー・ジムは焼失してしまう〔Do It Again 〕が、以後ライレー・ジムの出身者であるロイ・ウッドが当地にアスプル・オリンピック・レスリング・クラブを設立し、後進の指導に当たっている。
また、伝説の名レスラーとして知られ、ライレー・ジム出身のビル・ロビンソン1999年より2008年まで日本に居住し、宮戸優光と共に東京都にあるU.W.F.スネークピットジャパンで指導している他、2007年には松並修が京都府にライレー・ジム京都を設立し指導に当たっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビリー・ライレージム」の詳細全文を読む




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