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ビグ・ザム : ウィキペディア日本語版
ビグ・ザム

ビグ・ザム (BYG-ZAM) は、アニメ機動戦士ガンダム』に登場する架空の兵器である。
ジオン公国軍の試作型モビルアーマー (MA)。
この記事では、派生作品に登場するバリエーション機についても記述する。
== 機体解説 ==

一年戦争終盤、ジオン公国軍は圧倒的な攻撃力と防御力を兼ね備えた機体を求めた結果、本機は全高60mにも及ぶ巨大MAとして完成した。機体色は緑。巨大な楕円状・円盤型の胴体と、2本の脚部を持つ。外見のデザインはジオン公国章をモデルにしているという説がある。乗員は3人であるが、操縦系の切り替えにより1人でも操作が可能である〔TV版第36話。ドズルは部下を脱出させ、1人でビグ・ザムを操縦し、敵艦隊に特攻した。ただし、劇中ではさらに多数の乗員が脱出している。〕。
機体中央部には大型メガ粒子砲を装備しており、一撃で戦艦を沈めるほどの破壊力を有する〔機動戦士ガンダム公式Web 「メカ-ジオン軍-ビグ・ザム」〕。また、胴体部には水平360度全方位に計26基のメガ粒子砲が張り巡らされ、敵地にて一斉掃射することで壊滅的なダメージを与える〔。脚部には設置された片足3本のクローは、射出することで対空防御兵器として機能する。
防御用にIフィールドジェネレーターを搭載しており〔劇中では「磁界」「磁気バリア」と表現されるのみ。〕、中長距離からのビーム兵器を完全に無効化する。一方で肉薄攻撃でのビーム攻撃や実体弾兵器の攻撃に対しては特別な防御手段は持たないが、装甲も分厚いため、劇中では至近距離からボール部隊の180mmキャノン砲で集中攻撃されてもまったくダメージを受けなかった。
攻守ともに圧倒的な性能を誇る本機は、これら複数のメガ粒子砲やIフィールドジェネレーターを稼動させるために4基の超大型熱核反応炉を搭載しており、出力は140,000kWにも及んだ。しかし、宇宙空間ではその冷却に課題が残り、本機の稼動時間はわずか20分以下であった〔『ガンダムセンチュリー』55ページ。〕。なお、劇中では再出撃を見越していないためか、それよりも長く動いている。
当初の計画では量産化及び地上での運用を検討されており、牽引させたムサイからジャブローへ向け降下させた後の、中隊規模の部隊編成による要塞の瞬時発見・殲滅という運用が期待されていたが、初号機ロールアウト時点でジオン公国が敗北し、量産化までには至らなかった〔書籍「モビルスーツバリエーション2・ジオン軍MS・MA編」講談社〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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