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ヒールオゾン : ミニ英和和英辞書
ヒールオゾン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヒールオゾン : ウィキペディア日本語版
ヒールオゾン[ちょうおん]

ヒールオゾン (HealOzone) はカボ社(KaVo 本社:ドイツ)より発売されていたう蝕治療システム。現在はKaVo社では取り扱いを中止している。
オゾンの高い殺菌力(細菌では塩素の7倍)を利用して、齲窩や根管内の殺菌を行うもので、ヒールオゾンを照射した歯面はその後唾液中のカルシウムによる再石灰化が促進される。現在日本では医療機器としての認可はされていない。
== 概要 ==
ヒールオゾンは歯科のう蝕治療とう蝕予防及び根管治療のためにドイツのカボ社が販売している装置である。う窩にヒールオゾンを照射することにより、10秒の照射で99%の細菌が殺菌できる。オゾンが効果を及ぼすのは表面から2mmの範囲である。殺菌作用以外に、オゾンの強力な酸化作用による化学反応で、軟化象牙質のpHを酸性からアルカリ性に換え、歯質を固くする事ができ、それを基質にしてフッ素、リカルデント等を併用して象牙質の再石灰化が促進するものである。ヒールオゾンの照射で軟化象牙質は照射前と比べて削除しやすくなる。う窩の深さが2mmに達しないごく初期のう蝕(フィッシャーカリエス、ピットカリエス)の場合、歯質の削除を行わず治療を完了できる。また、う窩が深い場合は、可能な限りう蝕部分のみを削り取りヒールオゾンで消毒、歯質強化したのちに充填する。削除量が少ないために多くの場合麻酔が不要である。治療コンセプトはMI (Minimal Intervention) である。また、う蝕の治療だけでなく予防にも応用が可能である。根管治療に対しても、高い殺菌力により応用できるとされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒールオゾン」の詳細全文を読む




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