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パット・メセニー・グループ : ミニ英和和英辞書
パット・メセニー・グループ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

パット・メセニー・グループ : ウィキペディア日本語版
パット・メセニー・グループ[ちょうおん]

パット・メセニー・グループ (Pat Metheny Group) は、1978年に結成されたジャズフュージョンバンドである。
グループの主要メンバーはギタリストリーダーパット・メセニーキーボーディストピアニストのライル・メイズ、1981年に加入したベーシストのスティーヴ・ロドビーからなっている。その他の多くのミュージシャンがメンバーまたはゲストとして参加している。
== 経歴 ==
創設者であるパット・メセニーは2枚のソロ・アルバムと共に1970年代半ばのジャズ・フュージョン・シーンへ登場した。1977年発表の『ウォーター・カラーズ』で既にキーボーディストのライル・メイズと共演している。続くアルバムはライル・メイズとの共作を含み、アレンジのスタイルも確立され、1978年にセルフ・タイトル・アルバムECMレコードから発表された。グループの2枚目のアルバム『アメリカン・ガレージ』(1980年)はビルボード・ジャズ・チャートからポップ・チャートに幅広くランクされるほどのスマッシュヒットとなった。オープニング・トラックである『(クロス・ザ)ハートランド』の持つ力強さやアップテンポリズムはグループの特徴となっていった。初期の2枚のアルバムにはダン・ゴットリーブ(ドラム)とマーク・イーガン(ベース)が参加している。グループはアメリカやヨーロッパでの数多くのツアーをこなしながら成長を続けていった。初期のグループはギブソン・ギターでのオクターブ奏法やギター・シンセサイザー、そしてライル・メイズのオーバーハイム・シンセサイザーなどの独特の音を特徴とした。グループは初期から実験的なものからグラスルーツにいたるまで幅広いスタイルに基づきながらオリジナル曲を演奏していた。
1982年から1985年にかけ、グループは『オフランプ』(1982年)、『トラヴェルズ』(1983年)、『ファースト・サークル』(1984年)、『コードネームはファルコン』(1984年同名映画のサントラ)と、立て続けにアルバムをリリースをした。なお、「コードネームはファルコン」収録のデヴィッド・ボウイとの共演作「ディス・イズ・ノット・アメリカ」は、エバー・グリーンの名作として、アメリカのラジオでは現在もオンエアされている。『オフランプ』ではマーク・イーガンに変わりスティーブ・ロドビーがベーシストとして加入し、ブラジルのパーカッショニストでボーカリストのナナ・ヴァスコンセロスがゲスト参加。『ファースト・サークル』ではアルゼンチンのマルチ・ミュージシャンのペイドロ・アズナールとダン・ゴットリーブに替わりポール・ワーティコがドラマーとして加入した。この時期のパット・メセニー・グループは商業的にも最も人気が高く、ECMレーベルにとっても重要なアーティストとなったが、ECM総裁のマンフレート・アイヒャーとの考えの違いからライブ録音の『トラヴェルズ』と『ファースト・サークル』を最後にECMを離れることとなった。
1984年にECMを離れ、セルフ・プロダクション「メセニー・グループ・プロダクション」を創設、ゲフィン・レコードに籍を移す。メセニーはブラジル音楽の影響の強い2連作『スティル・ライフ (トーキング)』(1987年)、『レター・フロム・ホーム』(1989年)をリリース。商業的に大きくヒットする。
1997年にワーナー・ブラザーズ・レコードに移り、『イマジナリー・デイ』をリリース。2002年リリースの『スピーキング・オブ・ナウ』には年間契約の元、リチャード・ボナがベーシスト兼ヴォーカリストとして参加している。2004年にはワーナー・ミュージック・グループの大幅な改編に伴いワーナー・ブラザーズ・レコードはジャズ部門を閉鎖、同グループ傘下のノンサッチ・レコードに移り、2005年に『ザ・ウェイ・アップ』をリリース。CDの構成上は4パートに分かれているが、メセニーは一つの楽曲としてこのアルバムを発表している。尚、日本国内向けの盤では最終パート内に約4分のボーナス部分が含まれており、総演奏時間も72分を超えている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パット・メセニー・グループ」の詳細全文を読む




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