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バンブー・フライロッド : ミニ英和和英辞書
バンブー・フライロッド[ろっど]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ロッド : [ろっど]
 【名詞】 1. rod 2. (n) rod

バンブー・フライロッド : ウィキペディア日本語版
バンブー・フライロッド[ろっど]
バンブー・フライロッド(Bamboo fly rod)、あるいはスプリットケーンロッド(split cane rod )とは、竹から作られたフライ・フィッシング用の竿である。一般にイギリスでは“スプリットケーン”、アメリカでは“バンブー”が用いられる。バンブー・フライロッドの生産、普及の最盛期は1870年から1950年代にファイバーグラスが全盛となるまでのおよそ75年ほどである。しかしながら、熟練の職人によって作られたバンブー・フライロッドはその実用においても最高峰であり続け、所有者たちに評価され崇められている。〔Schwiebert, Ernest (1984). Trout. New York, New York: E.P. Dutton.〕
==製造プロセス==
1000を超える種、およそ100を数える属の竹の中でも、トンキンケーン(Arundinaria amabilis もしくはPseudosasa amabilis)が最も多く用いられる材である。かつてはカルカッタケーンが主流だった。トンキンケーンは、もとはトンキン湾周辺の中国広東省の綏江流域だけに自生していた。密な繊維を持つため、最も強度の高い竹の一つと言われている。ロッドに強度と柔軟性を与えるため、バンブー・フライロッド製作者はこうした高い密度を求める。また、曲りの少なさや節の広さもトンキンバンブーが選ばれる理由になっている。
この竹の幹を割き、精密な面がテーパーする等辺三角形構造に加工する。公差は.001インチ単位である。こうして成形した竹を組み合わせ6角、4角、時に8角の断面を持つ積層にする。この際に、面の精度がロッドの直径を規定する。バンブーロッドは形状が鉛筆に似ていると言われることも多い。ロッド、あるいはブランクの直径は数インチ毎に計測される。これらの数値がテーパー、すなわちロッドが細いティップから太いバットに至るまでどのような形状をしているかを決める。これがブランクの性能を産み出す製法である。これらの行程に加え、きわめて繊細な絹糸を用いたガイドの取り付け、バーニッシュ、コルクグリップや木製リールシートの製造を行い、これには40時間を超える職人仕事を要する。〔Garrison, Everett and Carmichael, Hoagy B. (1997). A Master's Guide To Building A Bamboo Fly Rod. Far Hills, New Jersey: Meadow Run Press.〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バンブー・フライロッド」の詳細全文を読む




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