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バハモンドオウギハクジラ : ミニ英和和英辞書
バハモンドオウギハクジラ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


バハモンドオウギハクジラ : ウィキペディア日本語版
バハモンドオウギハクジラ

バハモンドオウギハクジラ(バハモンド扇歯鯨、''Mesoplodon traversii'')は、ハクジラ亜目アカボウクジラ科オウギハクジラ属に属する小型のクジラである。
== 概要 ==
英名のSpade Toothed Whale(トランプのスペードのような形状の歯を持つクジラの意)は、1872年にニュージーランドピット島 (Pitt Island) で見つかった下顎に由来する。この個体は当時はヒモハクジラとして分類された。1950年にはニュージーランドのホワイト島 (Whakaari/White Island) で別の個体が発見され、当時はイチョウハクジラとして分類された。さらに1986年にはチリロビンソン・クルーソー島で破損した頭蓋冠(Calvaria。頭蓋骨の一部)が見つかり、この時には新種のバハモンドオウギハクジラ ''Mesoplodon bahamondi'' (Bahamonde's Beaked Whale) として分類された。しかし、最近の遺伝子解析により、これらは全て同一のであって ''Mesoplodon traversii'' として分類すべきであることがわかっている〔Van Helden AL, Baker AN, Dalebout ML, Reyes JC, Van Waerebeek K, Baker CS (2002) Resurrection of Mesoplodon traversii (Gray, 1874), senior synonym of M. bahamondi Reyes, Van Waerebeek, Cárdenas and Yañez, 1995 (Cetacea: Ziphiidae). Mar Mamm Sci 18: 609-621.〕。すなわち ''Mesoplodon bahamondi'' は ''Mesoplodon traversii'' のシノニムである。
2010年12月にニュージーランド・プレンティ湾のオパペ・ビーチ(Opape Beach)で、体長5.3mのメスと、体長3.5mの子どものオスの2体のクジラが座礁しているのが発見され、その後まもなく死亡した。このクジラは当初ミナミオウギハクジラだと考えられたが、遺伝子解析の結果、2012年11月にバハモンドオウギハクジラであることが判明した。これはこの種の最初の完全な標本である〔John R. Platt Amazing: Rarest Whale Seen for First Time in History, but Not at Sea . Scientific American Blogs、2012年11月5日〕〔Kirsten Thompson 他 The world’s rarest whale 〕。
バハモンドオウギハクジラは、これまで2体の標本しかなく、不明な点が非常に多い。大型哺乳類としては最も不明な点が多い種の一つであろう。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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