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ハー・マジェスティー : ミニ英和和英辞書
ハー・マジェスティー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハー・マジェスティー : ウィキペディア日本語版
ハー・マジェスティー[ちょうおん]

ハー・マジェスティー(Her Majesty) は、1969年に発表されたビートルズのアルバム『アビイ・ロード』の最後に収録された、非常に短いアコースティックギターによる楽曲である。
== 解説 ==
ポール・マッカートニーが作詞作曲。発売当時の初回盤ではタイトルクレジットがなかったため、隠しトラック扱いされることがある。「公式発表曲」の中では最も短い23秒の楽曲である。
ポールのアコースティック・ギターによる弾き語りで演奏されている。当時、交通事故の治療中だったジョン・レノンの他、ジョージ・ハリスンリンゴ・スターはこの曲の録音に参加していない。
アルバム制作当初は、B面(現在はそのままCD化のため後半部)のメドレー形式の途中、「ミーン・ミスター・マスタード」と「ポリシーン・パン」の間に位置していた。この曲の冒頭の「ジャーン」という音は「ミーン・ミスター・マスタード」の最後の一音である(「ポリシーン・パン」の最初の一音は、編集されメドレーに組み込まれる前のこの曲にあった最後のギター・コードと同じである。)。その後ポール・マッカートニーの判断でカットされることになったものの、「ビートルズが録音したものは何でも残しておくこと」という上司の指示に従い、エンジニアがマスターテープの最後の部分に(20秒ほど曲間を開けて)とりあえずくっつけておいた。これが後々の作業でもそのまま残ることになり、そのままの形でリリースされた(途中でビートルズのメンバーがそれを聴いて気に入ったため削除されなかったと回想するスタッフもいる)。
冒頭のコードのあと、ギターとボーカルは完全に右側にミックスされており、左側からは何も鳴っていない。それがだんだんと左寄りになり、曲の終わりには完全に左側に寄るというミックスになっている。
タイトルの本来の意味は「女王陛下」である。特にイギリスエリザベス女王に直接呼びかける際には、直接的表現を避け、儀礼上この語を使う。この曲では、歌中の対象の女性、または、主人公の相手である恋人に対し、「私の女王様」的なニュアンスで用いている。
歌詞が女王陛下を口説くというもの(「女王陛下は素晴らしい娘。でもあまりしゃべらない。女王陛下は素晴らしい娘。でも気分屋だ。「愛してる」って言いたいが、酒(ワイン)を飲まないと言えそうもないなぁ。でもいつかきっと僕のものにしてみせる。そう、いつか僕のものに」)であるだけに発表されたときタイトルや歌詞も歌詞カードに掲載されなかったが、CD化を機にタイトル・歌詞が掲載されるようになった。
『アビイ・ロード』発表当時、この曲を巡って「女王陛下(イギリス王室)への冒涜だ」「いや、ビートルズ流のジョークだ」と、世論がちょっとした賑わいをみせたため、ビートルズは慌てて「敬意を表するために」レコードをバッキンガム宮殿へ献上したが、王室からは特に何の返礼もなかったとされる。時を経て、2002年6月エリザベス女王戴冠50周年コンサートにおいて、この曲をポールが初めてライブ演奏した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハー・マジェスティー」の詳細全文を読む




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