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ハーバード大学歯学部 : ミニ英和和英辞書
ハーバード大学歯学部[はーばーどだいがく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ハーバード大学 : [はーばーどだいがく]
 (n) Harvard University
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
大学 : [だいがく]
 【名詞】 1. (1) university 2. (2) the Great Learning - one of the Four Books 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
: [は]
 【名詞】 1. tooth 
歯学 : [しがく]
 (n) dentistry
学部 : [がくぶ]
 【名詞】 1. department of a university 2. undergraduate 

ハーバード大学歯学部 ( リダイレクト:ハーバード歯科医学校 ) : ウィキペディア日本語版
ハーバード歯科医学校[はーばーどしかいがっこう]
ハーバード歯科医学校(Harvard School of Dental Medicine, HSDM) は、ハーバード大学の大学院のひとつであり、マサチューセッツ州ボストンロングウッド医療文教地区(Longwood Medical and Academic Area)にあるアメリカ合衆国の歯科医師教育機関である。日本語では「ハーバード大学歯学部」と訳されることもあるが、日本の歯学部のように学士課程から歯学教育を行うものではなく、大学院組織のひとつである。
HSDMでは、歯学博士(DMD)〔米国の歯学大学院では、Doctor of Dental Surgery (DDS) の学位が与えられる場合が多いが、ハーバードなどでは歴史的経緯から Doctor of Dental Medicine (DMD) が授与される。名称は異なっていても、両者は同等のものとされている。American Dental Association: DDS and DMD are equivalent 〕課程のほか、特殊トレーニング・プログラム、上級トレーニング・プログラム、教養大学院と連携したPh.D.取得プログラム、口腔生物学分野での医学修士・博士(Master/Doctor of Medical Sciences)課程が提供されている。
今日、HSDMは、ハーバード大学における最も小規模な教育組織であり、学生総数は、諸分野に所属している博士課程の学生や、博士課程修了後の学生を全て合わせても280名ほどであり、学生と教員は、小規模で親密なコミュニティを形成している。米国の歯科学校(dental school)と比較してもHSDMは小規模であり、生存する同窓生は世界中を合わせて2,600名ほど〔Harvard School of Dental Medicine, Alumni Relations 〕しかいないが、口腔衛生界の中では歯学教育や研究において相当の影響力をもち続けている。卒業生の中には、大学教員、組織の部局長、歯科関係組織の指導者などとして活躍している者も多い。
==沿革==

===大学に基盤を置いた最初の歯科学校===
19世紀のはじめ、歯科治療を行う者のほとんどは、この「職業」を徒弟修行を通して学んだ者か、単に専門家であると自称しただけで施術している者だった。アメリカ合衆国において、より整った正式な歯科教育への第一歩が踏み出されたのは、メリーランド州当局が、ボルチモアの the Baltimore College of Dental Surgery に承認を与えた1840年のことであった。この独立カレッジの設立は、メリーランド大学が歯学教育課程を設けることを拒んだ結果生じたことと見ることができるが、そこには19世紀に展開された、歯学教育を学術教育の一部として位置づけるべきか、別個の「職業」学校に分離して教えるべきかという論争が影を落としていた〔"Dental Education at the Crossroads." 1995. Report by Institute of Medicine (National Academy Press). Editor: Marilyn J. Field. Pg.39.〕。1860年代には、歯科医業関係の法整備が進められ、正式な教育を行う歯科学校の必要性が高まったが〔都温彦: ハーバード大学歯学部の創設の意義に関して 〕、こうした抵抗が存在していた結果、1865年までに成立した米国の歯科学校4校は、いずれも独立した学校になっていた。今日あるような、大学に基盤を置く歯学教育機関の設置を目指す動きは、1867年のハーバード歯科学校の設立から始ったものである。それまでの歯科学校の修業年限が1年程度であったのに対し、修業年限は2年と定められていた〔。初代校長となった Nathan Cooley Keep は、徒弟修行で歯科医術を身につけた後、ハーバード・メディカルスクールで学位をとった人物であった。
口腔病理学の大家であった、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の歯科学校(the UCLA School of Dentistry)の初代校長 Reidar F. Sognnaes 博士は、1977年の同校設立の意義について『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』誌に寄稿した文章の中で、次のようにハーバードに言及している。
:''かつて、口は、相対的にではあるが、科学的には「誰も手を出さない土地」になっていた。当時は歯科教育には学術的な席は用意されておらず、文字通り目や耳や鼻や喉の間に、抜け落ちていたのである。合衆国では、大学に基盤を置く医学部に付設する形をとる最初の歯科学校をハーバードが開設した1867年に至るまで、歯学は高等教育の他の部門から拒まれ続けていたのである。''〔"Why "mouthless" medical schools?" ''New England Journal of Medicine''. 1977. Oct 13;297(15):837-8. Sognnaes, RF. 〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハーバード歯科医学校」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Harvard School of Dental Medicine 」があります。




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