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ハードゲイ : ミニ英和和英辞書
ハードゲイ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハードゲイ : ウィキペディア日本語版
ハードゲイ[ちょうおん]

ハードゲイは、アメリカ合衆国ニューヨークグリニッチ・ビレッジの一角にあるゲイ・タウンクリストファー・ストリート」(Christopher Street)に1970年代後半頃から1980年頃に興った仮装によるムーブメントにおいて、ボディビルをはじめとしたウエイトトレーニング等で鍛えた筋骨隆々とした肉体を誇示し、SMなどの過激な性行為や表現形態、および旧来の男性性に基づく言動などを採り、特に黒い皮革に銀色の鋲や銀色の鎖などをあしらって作られた独特の装束を身につけた男性同性愛者を示す、日本特有の呼称。
日本国内には「アメリカン・ハードゲイ」が正式名称であるとする説明もあるが、欧米ではこのような男性同性愛者を示すためには別の様々な名称、呼称が用いられていることから「ハードゲイ」という呼称は和製英語のひとつである可能性が極めて高い。
アメリカ本国では黒い皮革に銀色の鋲や銀色の鎖などをあしらって作られた独特の装束による仮装だけでなく、本来は労働着であったブルージーンズ、軍隊起源のドッグタグブーツ、スポーツ用下着(白いTシャツやタンクトップ)の着用、本来は貞操具であったボディピアス、鍵または錠前型のネックレスなどのアクセサリークルーカットモヒカンスキンヘッドなどの髪型。タトゥなど、現在の日本の若者一般に珍しくなくなったファッション様式も含まれ、こうしたファッションは彼らのファッションによって一般にも定着し、それを元に日本をはじめ諸国に伝わったとされる。
これらは第二次世界大戦後のアメリカにおいて、社会に迎合しない反骨精神に満ちた男性性の在り方に共感する同性愛者たちが、ファッションや行動様式を通じて醸成し、同性愛者としてのアイデンティティーの一つとして確立したものである。また、文化様式としては『Leather subculture(レザー・サブカルチャー)』と総称されている。
== 語源 ==
一説に「ハードゲイ」という呼称は、映画『エクソシスト』で有名なウィリアム・フリードキン監督による映画『クルージング』(Cruising,1980年)を日本で宣伝する際に、日本の映画配給会社「東映洋画(東映洋画配給)」によって宣伝のために考案された名称だとされる。その際、女性的な男性同性愛者を表す対語として「ソフトゲイ」という名称も考案されたそうであるが、こちらは現在、ほぼ忘れ去られている。また、これらの語は日本語で男臭い輩を指す「硬派(こうは)」を「ハード」、優しくなよやかな輩の「軟派(なんぱ)」を「ソフト」として「ゲイ」の前に冠したものであるという。
ちなみにこの映画は、アメリカのゲイの間で起こる連続殺人事件を、ゲイに扮した刑事おとり捜査で解決していくもので、アメリカ本国では同性愛団体から抗議や上映反対運動が起こるなど物議をかもしたが、文化的背景やアメリカ本国での経緯をよそに日本では一定の人気を博した。主演は、フランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」でも有名なアル・パチーノ

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハードゲイ」の詳細全文を読む




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