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ハンモックナンバー : ミニ英和和英辞書
ハンモックナンバー[はんもっく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ハンモック : [はんもっく]
 (n) hammock, (n) hammock
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハンモックナンバー : ウィキペディア日本語版
ハンモックナンバー[はんもっく]
ハンモックナンバーとは、大日本帝国海軍における 『海軍兵学校の卒業席次』、または 『兵学校同期生間の先任順位』 の俗称。ここでは主に帝国海軍における先任順位について述べる。
ハンモックナンバー(兵学校同期生間の先任順位)は、兵学校の卒業席次やその後の勤務成績によって決められた。全現役海軍士官の先任順位は、毎年作成される「現役海軍士官名簿」で海軍部内や陸軍に公示された〔雨倉孝之 『海軍アドミラル軍制物語』 光人社、1997年、34頁。〕〔「昭和一七年度現役海軍士官名簿の件送付」  (アジア歴史資料センター )〕。同時に同階級に任じられ、同じ軍艦などで勤務する同期生の間にも、先任・後任の区別は厳然として存在し、軍令承行令による指揮系統の序列はもちろん、式典での整列の際などでもハンモックナンバーの順に並んだ〔小泉昌義 『ある海軍中佐一家の家計簿』 光人社NF文庫、2009年、102頁。〕。
本来の用法としての「ハンモックナンバー(釣床番号)」は、兵員が使用するハンモック(釣床)に書かれた番号を指す。例えば、兵員に割り当てられたハンモックに「三一八四」と記入されている場合、その兵員が「第三分隊 第十八班 第四部員」であることが明示され、艦内での戦闘配置などが自動的に決まる、といったシステムを構成する〔雨倉孝之 『海軍ジョンベラ軍制物語』 光人社、1997年、160頁。〕。
== 海軍と陸軍の違い ==
帝国海軍では、帝国陸軍陸軍大学校(陸大)卒業履歴ほどには海軍大学校(海大)甲種学生卒業の履歴を重視しなかったため、兵科将校の昇進には兵学校の卒業席次が大きく影響した〔池田清 『日本の海軍』 中公新書、1981年、171頁。〕。
井上成美は中将で海軍兵学校長を務めていた時に、兵学校のある期について、兵学校卒業席次と最終到達階級との関連を数学的に分析している〔井上成美伝記刊行会編著 『井上成美』 井上成美伝記刊行会、1982年、資料篇 204-206頁。〕。
#兵学校卒業席次と最終官等の上下との相関係数は「+0.506」となった。
#兵学校を卒業後、現役で勤務する年数を平均25年とすると、兵学校3年の成果がそれに匹敵する。
帝国陸軍では、現役将校が陸大を卒業すると、それまでの実績に基づく序列にかかわらず士官候補生(士候)同期の最上位に置かれた〔山口宗之 『陸軍と海軍-陸海軍将校史の研究』 清文堂出版、2000年、43-44頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハンモックナンバー」の詳細全文を読む




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