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ハンス・フォン・ビューロー : ミニ英和和英辞書
ハンス・フォン・ビューロー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハンス・フォン・ビューロー : ウィキペディア日本語版
ハンス・フォン・ビューロー[ちょうおん]

ハンス・ギードー・フォン・ビューロー男爵Hans Guido Freiherr von Bülow , 1830年1月8日 ドレスデン - 1894年2月12日 カイロ)は、ドイツ指揮者ピアニスト。現在の職業指揮者の先駆的存在で、ビューローが登場するまで、作曲家と演奏家の分業化は明確でなく、オーケストラの指揮は作曲家自身によることが多かった。
有名なドイツの作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンヨハネス・ブラームスを総称して「ドイツ3B」と名付けたことでも知られる〔ビューローの以前に、同じくドイツの作曲家であったペーター・コルネリウスが「ドイツ3B」を定めているが、これは「バッハ、ベートーヴェン、ベルリオーズ」のことであり、現在最も浸透している「バッハ、ベートーヴェン、ブラームス」に置き換えた人物がビューローであった。またリヒャルト・ワーグナーは一度「ドイツ3B」を「バッハ、ベートーヴェン、ブルックナー」と提案したとされるが定かではない。いずれにせよ現在浸透している「ドイツ3B」とは「バッハ、ベートーヴェン、ブラームス」のことを指す。〕〔Slonimsky, p. 99〕。
==略歴==
9歳でフリードリヒ・ヴィーククララ・シューマンの父)にピアノを師事。両親が法律を勉強し重要な職業を選び、音楽は趣味にとどめておくことを強く希望したためライプツィヒ大学で法律を学びながら音楽の勉強を続ける。母親であるビューロウ夫人あてにワーグナーやリストからの彼の音楽の才能についての手紙がよせられている。ピアノ演奏でフランツ・リストに賞賛され、その知遇を得る。リストが庇護していたリヒャルト・ワーグナーにも心酔し、指揮を学ぶ。ワーグナーの楽劇トリスタンとイゾルデ』や『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を初演。当時、ドイツ・オーストリアの音楽界はワーグナー派、ブラームス派に二分され、両者の確執が激しかったが、ビューローは、当初はワーグナー派の代表的存在であった。
1857年、リストの娘コジマと結婚、2子を儲けるが、やがてコジマはワーグナーと恋愛関係に陥り、1866年にコジマはワーグナーと同棲に至る。1869年にビューローはコジマと離婚するが、コジマはその間にもワーグナーとの子を、1865年イゾルデ、1867年エーファ、1869年ジークフリートと3人生んでいる。この後、ビューローはワーグナーから離れてブラームスとの親交を深め、その作品を積極的に取り上げるようになる。ただし、ビューローはワーグナーへの信奉から、コジマの不倫を暗黙のうちに了承していたともいわれ、この間の経緯については諸説がある。
1880年マイニンゲン宮廷楽団の指揮者。このころ、リヒャルト・シュトラウスを見出し、助手としている。リヒャルト・シュトラウスの手紙によれば、ブラームスの交響曲第4番の初演時には、ブラームスが指揮をし、ビューローが大太鼓、リヒャルト・シュトラウスがトライアングルを担当したという。1882年に創立されたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。現在、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団には、ビューローの名を冠した栄誉賞がつくられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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