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ノロドム・ラナリット : ミニ英和和英辞書
ノロドム・ラナリット
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ノロドム・ラナリット : ウィキペディア日本語版
ノロドム・ラナリット

ノロドム・ラナリット( / Norodom Ranariddh, 1944年1月2日 - )は、カンボジアの王族、政治家
第50代国王ノロドム・シハヌークの次男で、第51代国王ノロドム・シハモニの異母兄。
== 経歴 ==
プノンペンに生まれる。
1983年、シハヌークのバンコクにおける代理人として政治に参加する。1991年10月のパリ国際会議における和平協定への署名後にカンボジア最高国民評議会が構成されると議長に就任。国際連合カンボジア暫定統治機構の下で1993年5月23-28日に実施された総選挙では、創設してから率いていたフンシンペックが外部の予想に反し第1党、フン・セン率いる人民党は第2党となり、政権はラナリットとフン・センの2人首相制となった。1993年9月にカンボジア王国が成立するとカンボジアの第1首相に就任した。
ラナリットが国外に訪問中の1997年7月5日にプノンペンで両党派の軍が武力衝突に発展するとフンシンペック派の軍は敗走し、首相を解任され国外追放となった。ラナリットは国際社会に対して介入を訴え、ラナリット派の兵士はポル・ポト派とともにタイ国境地帯で戦闘を続けた。国際社会は政権に反対派の政治家の選挙への参加を働きかけ、1998年3月30日に国王の恩赦で帰国。同年7月26日の総選挙では人民党が第1党となった。同年9月、国民議会議長に就任。2003年7月27日に実施された第3回総選挙ではフンシンペックは大きく議席数を減らした。
シハヌーク国王が2004年10月6日に退位を表明すると、国民的人気から次期国王の本命と思われたが、政治に専念するとして辞退した。その後の数ヶ月間はノロドム・シハモニを国王に選んだ9人の王室評議会の一人だった。
2006年3月、国民議会議長を辞任。同年10月18日にフンシンペック党首を解任されると、同11月16日ノロドム・ラナリット党を結成し、党首に就任。2007年3月13日、党の資産を不正に売却したとして、本人が国外に滞在のままプノンペンの裁判所から禁固18ヶ月の判決が言い渡された。その間はマレーシアの首都クアラルンプールに滞在していた〔Prince Ranariddh lives in a small condo apartment on the fifth floor of a building in Kuala Lumpur http://ki-media.blogspot.com/2007/08/prince-ranariddh-lives-in-small-condo.html〕。
2008年10月2日、恩赦によって帰国して政界からの引退を表明し、12月6日に国王の主席顧問に任命された〔ラナリット氏がカンボジア国王顧問に シアヌーク前国王の次男 http://sankei.jp.msn.com/world/asia/081210/asi0812101504005-n1.htm〕。しかし、2010年12月4月に政界復帰を宣言し〔初鹿野直美「混迷がつづくタイとの関係 - 2010年のカンボジア」 『アジア動向年報2011』 アジア経済研究所、2011年、231ページ。〕、同月11日のノロドム・ラナリット党党大会において党首に復帰して、王党派の再結集をめざした〔ラナリット元第1首相が政界復帰 http://www.asahi.com/international/update/0120/TKY201101200550.html〕〔。しかし王党派内の対立により、2012年8月に再び政界引退を表明した〔ラナリット氏、また政界復帰=カンボジア http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014031600218〕。
2014年3月16日、ふたたび政界復帰を宣言し、新党「王党派国民政党のコミュニティー」を立ち上げた〔ラナリット氏、また政界復帰=カンボジア http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014031600218〕〔Ranariddh Plays to Old Politics With New Party http://www.cambodiadaily.com/archives/ranariddh-plays-to-old-politics-with-new-party-54281/〕。
2015年1月1日夜、フンシンペック党はラナリットが党首として復帰することを発表。同年1月9日の特別党大会においてラナリットは再びフンシンペック党首に選出された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノロドム・ラナリット」の詳細全文を読む




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