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ノノノノ : ウィキペディア日本語版
ノノノノ

ノノノノ』は、岡本倫による日本漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2007年から2010年まで連載。
== 概要 ==
週刊ヤングジャンプにて2007年10月(2007年第47号)より週刊連載を開始、2010年12月(2011年第2号)終了。単行本は全13巻。ノルディックスキージャンプを題材としたスポーツ漫画
物語の時期は2012年から2014年冬季オリンピックまでの約2年間である(2002年に5歳の設定だった主人公が、作中で15~16歳であることから判断した)。
作中でも触れられている1998年長野オリンピックまでは現実通りであるが、その後の冬季オリンピックがアンカレッジ開催となっており(現実は2002年はソルトレイクシティ開催)、現実とは異なる世界観(パラレルワールド)になっている。主人公が出場目標とする2014年冬季オリンピックの開催地も作中では明示されていない(現実では2014年はソチ開催)。
この物語の主要部は、女性主人公が自らを男性であると偽って、男子選手としてオリンピックでの金メダル獲得を目指す、という所にある。この設定が使えた理由は、連載開始当時はスキージャンプ女子種目はオリンピック種目に採用されていなかったこと、また、その予定もなかったことにある(世界選手権も2009年からテスト採用。2010年オリンピックでの採用は見送られていた)。
因みに、女子種目がIOCによりオリンピックに採用されることが正式に決定したのは連載終了後の2011年4月6日である。また、連載開始当時の女子ジャンプ選手がほぼ皆無(この時期の全世界の競技人口は僅か約70名)であったことから、作中(主人公が小学校時の回想シーン)では主人公が女子であることによる女性差別の描写も僅かながら存在している。
作者は、スキージャンプという一般人が経験できないスポーツの特殊性、また、諸規則がオリンピック毎に大きく複雑に変更されるという現実のスキージャンプ競技事情を考慮し、作中で競技の前後にルールの解説を細やかに入れている。その方法は、多くのスポーツ漫画がとっているような別枠を設けてルールを解説する作者(第三者)視点の「独語り方式」ではなく、場面毎に登場人物の組み合わせを換え、巧みに入れ替え、その登場人物同士に会話をさせながら語らせる工夫がされている。またジャンプのシーンでは、競技中の会場アナウンスを極限まで減らすことで、読者視点を第三者側から競技者側に移し、緊迫感・リアリティを巧みに演出している。
次々に変更されるジャンプ競技のレギュレーション、そして女子種目が正式採用されるかどうか(採用するかどうか議論されたのは2010年冬季オリンピック終了後)微妙な時期の連載であったため、揺れ動く現実のスキージャンプ界に沿わせたストーリーの構築に苦労していたことが最終巻まで読む中から伝わってくる。
単行本1巻帯部分には漫画家冨樫義博による推薦のコメントが書かれている。また、2008年12月23日の深夜に放送された「マンガノゲンバ」(NHK BS2)に作者の岡本本人が出演し、本作が取り上げられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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