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ネネツ人 : ミニ英和和英辞書
ネネツ人[ねねつじん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

ネネツ人 : ウィキペディア日本語版
ネネツ人[ねねつじん]

ネネツ人ネネツ語:ненэцяˮ, ロシア語: ненцы)は、ロシア極北地方の先住民族である。直近(2002年)の国勢調査ではロシア連邦内に41,302人いることが確認されている。ネネツ人の殆どは、ヤマロ・ネネツ自治管区内に居住している。同自治管区の7%程度がネネツ人である。他の主な居住地はネネツ自治管区、旧タイミル自治管区(現クラスノヤルスク地方)である。
ネネツ語を話し、人種的にはモンゴロイドに属する。
== 名前の由来 ==
ネネツ人はサーモッド(Saamod)、サーミッド(Saamid)、サーミ(Saami)と呼ばれていたのをロシア語風の発音が加わりサモエードとなる。 別の説としては、サミの地(same edne)を意味にもつとも考えられている。 いずれにせよ、19世紀の民俗誌によれば、ロシア語で"Самоядь"(samoyad'), "Самодь"(samod')の言葉が見え、その時点ではサモエードに近い言葉で呼ばれていたようだ。英語ではしばしば、サモディ(Samodi)と訳されていた。
しかし、ロシア語ではサモとエードの言葉の意味の組み合わせは、自己+食べる者 と連想される。故に同呼称は、差別的、軽蔑的な意味合いを多く含んだ。 これらの理由から20世紀に入ると、急速にサモエードの言葉が使用されなくなり、代わりにネネツ(英語で言うman:(人)にあたる言葉)が多用されるようになった。
ロシアの古書を読むとサモエードの単語は、無差別的に北部シベリアに住むウラル語族(ネネツ、エネツガナサンセルクプ)全体に対して用いられている。今日では、サモエード人と言うと、これらの数族分の民族を包含する呼称になっている。
そのため、ネネツ人は、もともとの民族名だったサモエードの一部を構成する民族となってしまった。
ちなみにネネツの英語表記のNenetsのスペルの最後のsは、複数のsではないので、省略して書くのは誤りである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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