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ニクロム酸カリウム : ミニ英和和英辞書
ニクロム酸カリウム[さん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

クロム酸 : [くろむさん]
 (n) chromic acid
: [さん]
 【名詞】 1. acid 

ニクロム酸カリウム ( リダイレクト:二クロム酸カリウム ) : ウィキペディア日本語版
二クロム酸カリウム[にくろむさんかりうむ]

二クロム酸カリウム(にクロムさんカリウム、potassium dichromate)は化学式 K2Cr2O7 で表される橙赤色の無機化合物である。柱状の結晶。重クロム酸カリウムとも呼ばれる。融点は398℃、500℃で酸素を放出して分解する。に可溶、エタノールに不溶。
クロムの酸化数が+6で、いわゆる六価クロムのひとつであり、環境への負荷が大きい物質である。また、発がん性があるなど人体にも非常に有害であるため、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されているほか、消防法により第一類危険物(酸化性固体)に指定されている。
漢字の「二」とカタカナの「ニ」が同じ形であることや、ニクロムという合金が存在することから「二」がカタカナの「ニ」と間違われることがあるが、正しくは漢字の「二」である。
== 概要 ==
酸化力が強く、第一級アルコールアルデヒドカルボン酸に変えるほか、第二級アルコールをケトンに変える。欧米では化学的酸素要求量 (COD) を計測する際の試薬としても用いられる。他にはクロムめっき酸化剤として火薬に含まれる等、様々な利用方法がある。
かつては、クロム酸混液とよばれる硫酸と混合したものを、その強力な酸化性を生かして実験機器の洗浄などに用いた。しかし、毒性や環境負荷、廃液処理の煩雑さなどの問題が指摘された結果今日ではこの用途での使用が忌避され、特別な場合にしか使用されなくなっている。廃液処理は主に還元剤によって酸化数を+3とすることによって行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二クロム酸カリウム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potassium dichromate 」があります。




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