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ナンシュンゴサウルス : ミニ英和和英辞書
ナンシュンゴサウルス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ナンシュンゴサウルス : ウィキペディア日本語版
ナンシュンゴサウルス

ナンシュンゴサウルス(''Nanshiungosaurus'')は白亜紀に現在の中国に生息したテリジノサウルス類獣脚類恐竜の属である。
現在のところこの属にはタイプ種の''N. brevispinus''ともう一種''N. bohlini''が含まれている。
==発見と命名==

タイプ種''Nanshiungosaurus brevispinus'' は1979年に董枝明により命名、記載された。属名は南雄(Nánxióng)にちなんでいる。種小名はラテン語で「短い」という意味の''brevis''「棘」という意味の''spina''から派生したもので、短い椎骨の棘を反映している。
ホロタイプ標本IVPP V4731広東省大坪鎮近郊にあるYuanpu Formation白亜紀後期カンパニアンの地層から発見された。この標本は頭骨を欠き、11個の頸椎、10個の胴椎、6個の仙椎、そして分厚い骨盤からなる部分骨格である。この化石は最初、他の竜脚類に比べ短く厚い首という特徴から小型で奇妙な竜脚類であると考えられた〔Z. Dong, 1979, ''Cretaceous dinosaurs of Hunan, China. Mesozoic and Cenozoic Red Beds of South China: Selected Papers from the "Cretaceous-Tertiary Workshop"'', Institute of Vertebrate Paleontology and Paleoanthropology & Nanjing Institute of Paleontology (eds.), Science Press, Nanxiong, China pp. 342-350〕。
1997年、董と尤海魯は1992年に馬鬃山鎮近郊で発見された骨格に基づき2つ目の種''Nanshiungosaurus bohlini''を命名、記載した。種小名はスウェーデンの古生物学者に献名されたものである。ホロタイプはIVPP V 11116で上部の白亜紀前期-の地層から発見された。この標本は11個の頸椎、5個の背部の椎骨、といくつかの肋骨のみで構成される〔Dong Z. and Yu H., 1997, "A new segnosaur from Mazongshan Area, Gansu Province, China", In: Dong (ed). ''Sino-Japanese Silk Road Dinosaur Expedition''. China Ocean Press, Beijing. pp. 90-95〕。 董と尤は何の証拠も支持する論証も無くこの種をナンシュンゴサウルスの種としてしまった。共有派生形質の欠如を鑑みて、ユニークな特性を共有するものの ''N. brevispinus''と大きく年代が異なるため、一般的には第2の種はおそらく独自の属のものであると考えられている〔〔Paul, G.S., 2010, ''The Princeton Field Guide to Dinosaurs'', Princeton University Press p. 158〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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