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ナサニエル・ナイルズ : ミニ英和和英辞書
ナサニエル・ナイルズ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ナサニエル・ナイルズ : ウィキペディア日本語版
ナサニエル・ナイルズ
ナサニエル・ナイルズNathaniel Niles, 1886年7月5日 - 1932年7月11日)は、アメリカマサチューセッツ州ボストン出身の男子テニスおよびフィギュアスケート選手。フルネームは ''Nathaniel William Niles'' (ナサニエル・ウィリアム・ナイルズ)という。テニス選手として1900年代から1910年代全米テニス選手権で活躍し、1908年混合ダブルス優勝・1917年男子シングルス準優勝などの成績を挙げた後、フィギュアスケート選手として1920年アントワープ五輪1924年シャモニー冬季五輪1928年サンモリッツ五輪の3度オリンピックに出場した。フィギュアスケートの競技大会ではテレサ・ウェルド1893年 - 1978年)とペアのパートナーを組んだ。
== 経歴 ==
ナイルズのテニス分野での成績は、1904年全米選手権の男子シングルス・ベスト8までさかのぼることができる。それから1926年までの間、彼はテニスの全米選手権に23年連続出場を続けた。初出場から4年後の1908年、ナイルズは混合ダブルスでエディット・ロッチと組んで優勝した。シングルスでは1911年のベスト8・1913年のベスト4を経て、1917年に決勝へ進出した。アメリカが第1次世界大戦に参戦したことから、この大会は赤十字社の資金集めのためのイベントとして開かれ、出場選手数も例年より少なかった。ナイルズは決勝で左利き選手のリンドレイ・マレーに 7-5, 6-8, 3-6, 3-6 (セットカウント1対3)で敗れ、男子シングルス優勝のチャンスを逃した。マレーに敗れた準優勝の2年後、1919年の男子シングルス2回戦で日本柏尾誠一郎を 6-1, 6-2, 6-4 で破った記録が残っている。 ナイルズは1926年の1回戦敗退を最後に、23年連続出場を続けた全米テニス選手権から撤退し、以後はフィギュアスケート選手としての活動に専念した。ほぼ10年以上にわたり、彼はテニスとフィギュアスケートを掛け持ちでプレーしたことになる。
1914年から始まった全米フィギュアスケート選手権で、ナイルズはテレサ・ウェルドとのペアで9度優勝(1918年・1920年-1927年まで8連覇)、男子シングル3度優勝(1918年・1925年・1927年)を記録した。オリンピックにおけるフィギュアスケート競技は、1920年アントワープ五輪まで夏季オリンピックで実施され、ナイルズは男子シングル6位・ペア4位に入った。1924年に第1回冬季オリンピックとしてシャモニー五輪が開かれ、冬季五輪種目としてフィギュアスケート競技も実施された。シャモニー五輪でのナイルズの成績は、男子シングル6位・ペア6位であった。それからサンモリッツ五輪で3度目のオリンピックに出場した時は、ナイルズ42歳・ウェルド35歳を迎えたこともあり、男子シングル15位・ペア9位の最下位に終わった。
1932年世界フィギュアスケート選手権カナダモントリオール開催)でペア8位に入ってから4か月後、ナイルズは1932年7月11日マサチューセッツ州ブルックラインにて、46歳6日の若さで急死した。それから46年後の1978年、ナサニエル・ウィリアム・ナイルズは「世界フィギュアスケート博物館と栄誉の殿堂」の選考により「アメリカフィギュアスケート殿堂」に選ばれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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