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ドント法 ( リダイレクト:ドント方式 ) : ウィキペディア日本語版
ドント方式[どんとほうしき]

ドント方式(どんとほうしき)は政党名簿比例代表において、議席を配分するための最高平均方式 (highest averages method) のひとつである。この方式はベルギーの数学者ヴィクトル・ドントVictor D'Hondt)から名づけられた。配分法は、トーマス・ジェファーソンが、有権者数に基づいて各選挙区に議員定数を割り当てるために考案したジェファーソン方式と同等である
この制度は、各政党の1議席あたりの得票数順に議席を割り当てることに主眼を置いている。
他の一般に普及している除数方式であるサン=ラグは、除数の増分を変えることで小政党も議席を獲得しやすくしている。
この制度を使用している国は、アルゼンチンオーストリアベルギーブルガリアチリコロンビアチェコ共和国東ティモールエクアドルフィンランドハンガリーアイスランドイスラエル日本マケドニア共和国オランダパラグアイポーランドポルトガルルーマニアスコットランドセルビアスロベニアスペイントルコウェールズである。
この制度は北アイルランド自治政府の閣僚ポストの配分や、ロンドン市議会の'補充'議席や、欧州議会選挙のいくつかの国や、タイ王国1997年憲法下での政党名簿議会議席の配分にも使われている〔Aurel Croissant and Daniel J. Pojar, Jr., Quo Vadis Thailand? Thai Politics after the 2005 Parliamentary Election , Strategic Insights, Volume IV, Issue 6 (June 2005)〕。オーストラリア首都特別地域の立法議会では修正型が使われていたが、ヘア=クラーク制(Hare-Clark system)が賛成されたため廃止された。
== 配分 ==
すべての票が計算された後、連続した商もしくは“平均”がそれぞれのリストで計算される。その商の式は\fracで、
* ''V'' はその名簿が獲得した合計得票数であり、
* ''s'' はその名簿にそれまでに配分された議席数である(最初は0である)。
最高の商または平均を得た名簿には次の議席が配分され、新しい議席の合計が与えられた商は再計算される。このプロセスはすべての議席が配分されるまで計算される。
名簿に配分された議席はその名簿の個人に分配される。その順番は、配分手順とは無関係である。その順番は党の内部で決められる(拘束名簿式)か、有権者が様々な方式で影響を及ぼすかである(非拘束名簿式)。
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