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ドゥンス・スコトゥス : ミニ英和和英辞書
ドゥンス・スコトゥス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ドゥンス・スコトゥス ( リダイレクト:ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス ) : ウィキペディア日本語版
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス

ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスJohannes Duns Scotus 1266年? - 1308年11月8日)中世ヨーロッパの神学者哲学者トマス・アクィナス後のスコラ学の正統な継承者。アリストテレスに通じ、その思想の徹底的な緻密さから「精妙博士」(Doctor Subtilis)といわれたフランシスコ会士。盛期スコラ学と後期スコラ学をつなぎ、スコトゥス学派の祖となった。ドゥンスのジョン(John of Duns)とも呼ばれる。
スコットランドバーウィックシャー(現在のスコティッシュ・ボーダーズ)のドゥンス(Duns)で生まれ、オックスフォードパリで哲学・神学を学んだ。1302年からパリ大学で教鞭を執った。最後はケルンで教え、そこで亡くなった。主著として『命題集註』が知られている。
1993年ローマ法王ヨハネ・パウロ2世により列福された。
現在、出身地のドゥンスには銅像が建てられている。

== 思想 ==
トマス・アクィナスと異なり、スコトゥスは神学を「人間を神への愛に導く実践的な学問」であると考えた。また個物に本質を見出したアリストテレスから一歩進んで、存在が個物においてのみ成り立つ(「知性は個をとらえる」)と考えたところにスコトゥスの思想の特徴がある。さらには必然的なものである自然と、必然的なものでない意思の自由をわけて考えたスコトゥスにとって、人間の幸福は(トマスが言うような)神を直観することではなく神を愛することにあった。この考えは近代の主体主義のルーツとなっていく。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Duns Scotus 」があります。




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