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テツワン探偵ロボタック : ミニ英和和英辞書
テツワン探偵ロボタック[てつわんたんていろぼたっく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

探偵 : [たんてい]
  1. (n,vs) detective work 
: [てい]
 (n) spy

テツワン探偵ロボタック : ウィキペディア日本語版
テツワン探偵ロボタック[てつわんたんていろぼたっく]

テツワン探偵ロボタック』(テツワンたんていロボタック)は、1998年平成10年)3月8日から1999年(平成11年)1月24日までテレビ朝日系で、毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に全45話が放送された特撮テレビドラマメタルヒーローシリーズの第17作目で、テレビシリーズとしては同シリーズ最終作品でもある。
== 概要 ==
前作『ビーロボカブタック』のロボットを主人公としたコメディ路線を踏襲した作品であり、ストーリーや設定などにも前作との共通点がいくつか見られるが、ストーリー上の繋がりや世界観の共有はない。
本作品では、撮影方式が統一されていなかったビーロボのスーパーチェンジと違い、ロボタックを始めとしたジシャックロボたちの変形描写は全てCGで製作されている。また、少年探偵団や怪盗、謎解き、宝探しなど子供向け探偵活劇の要素をふんだんに取り入れつつ、メインライターの山田隆司の持ち味であるジュブナイルな作風が盛り込まれるなど、ストーリー面に重点を置いた作品作りがなされている。前半では謎解きの後にアイテム争奪戦が行われていたが、キャラクターの増加した後半では謎解きとアイテム争奪戦が同時に行われるようになった〔。
前作よりシリアス主体なシーンがやや多くなり、中盤のトラボルト登場以降や、物語終盤のハラッパ国存亡に関わるストーリーが前面に出された事で、『カブタック』よりコメディ色は薄れ、ドラマ性が濃くなっている。
玩具商戦はカブタックに比べ、苦戦を強いられており、前作の玩具パッケージに付いている応募券を玩具屋店頭の応募ハガキに貼って送るプレゼントキャンペーンは本作でも行われ、作中のキーアイテムであるランドツールが当たるものとなっていたが、前年ではキャンペーンアイテムだったキャプテントンボーグが番組後半には一般販売され、同じキャンペーンを展開した同年の戦隊の『星獣戦隊ギンガマン』(銀河大決戦セット)も一般発売されたのとは対照的に、本作にはそれは無く、また、前作のデンデンローラーや、ドデカブタックといったサポートメカや巨大ロボットも登場しない。
メインライターの山田や、自身初となるパイロットを手がけた渡辺勝也を含め、スタッフには一部を除き前作からの続投組が多く参加している。また音楽には本シリーズでは渡辺宙明に次いで参加回数の多い若草恵が起用された他、スーパー戦隊シリーズの主題歌を歌い、それまでも挿入歌の歌い手として参加することがあった影山ヒロノブが本シリーズで初めて主題歌を担当している。
平均視聴率では前作『カブタック』の9.7%に対し本作品は9.6%を記録し、また最高視聴率は前作を上回るなど視聴率面では堅調であったが、次番組『燃えろ!!ロボコン』の放送開始が石ノ森章太郎の一周忌に合わせる形で決定したことを受け、当初の予定よりも1か月近く放送期間が短縮された。
この結果、『宇宙刑事ギャバン』から始まった一連の『メタルヒーローシリーズ』は17年の歴史に幕を閉じ、日曜朝8時の番組は翌年のロボコンから一年後の現在まで続く平成仮面ライダーシリーズに至っている。
メタルヒーローシリーズに『カブタック』と本作を含めないという見方も存在している(メタルヒーローシリーズ#概要を参照)。本作と前作『ビーロボカブタック』がメタルヒーローシリーズでありながらコメディ路線で作られたことが次作『燃えろ!!ロボコン』の制作に結果的に繋がった〔『電撃特撮通信』VOL1、1999年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テツワン探偵ロボタック」の詳細全文を読む




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