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テウクロス : ミニ英和和英辞書
テウクロス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


テウクロス : ウィキペディア日本語版
テウクロス

テウクロス(, )は、ギリシア神話の人物である。ラテン語からテウケルテウセルとも表記される。主に、
*スカマンドロスの子
*テラモーンの子
が知られている。以下に説明する。
== スカマンドロスの子 ==
このテウクロスは、トローアスの河神スカマンドロスニュムペーのイーダイアーの子で〔アポロドーロス、3巻12・1。〕、カリロエーと兄弟〔アポロドーロス、3巻12・2〕。娘バテイアの父。トローアスの最初の王で、トロイア人はテウクロスにちなんでテウクロイともいわれる。娘のバテイアはサモトラケー島から渡ってきたダルダノスの妻となった〔。
ウェルギリウスによれば、テウクロスはクレータ島の出身で、トローアスにやって来て最初の王となったといわれ、またトローアスのイーダー山の名はクレータ島のイーダー山に由来するという〔ウェルギリウス『アエネーイス』3巻104~110。〕。ストラボンによれば、クレータ島からトローアスにやって来たテウクロイたちは、神託で大地の子らに襲われた場所に住めと告げられた。すると彼らはハマクシトスで夜にネズミの大群に襲われたので、このネズミを大地の子と解釈してその地に住み、また山にクレータ島の山にちなんでイーダー山と名づけた。しかしストラボンはアテーナイ人の説についても紹介しており、それによるとアテーナイ人はテウクロスがアッティカの出身だったと主張し、その根拠にトロイアにはアテーナイの神話的な王と同じ名前のエリクトニオス王がいたことを挙げたと述べている〔ストラボン、13巻1・48。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テウクロス」の詳細全文を読む




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