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チオストレプトン : ミニ英和和英辞書
チオストレプトン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


チオストレプトン : ウィキペディア日本語版
チオストレプトン

チオストレプトン(英:Thiostrepton)とはストレプトマイセス属細菌によって生合成される、環形オリゴペプチド系(チオペプチド系)抗生物質であり、複素環含有リボソーム翻訳系翻訳系複素環ペプチド(RiPPs)に分類される。Streptomyces azureusStreptomyces laurentiiなどから単離することができる。
==歴史==
チオストレプトンは1955年に抗細菌作用のある天然物として発見され、1970年に構造が確定された。2005年には全合成経路が発表された〔K. C. Nicolaou, B. S. Safina, M. Zak, S. H. Lee, M. Nevalainen, M. Bella, A. A. Estrada, C. Funke, F. J. Zecri, S. Bulat, J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, 11176-11183〕〔K. C. Nicolaou, M. Zak, B. S. Safina, A. A. Estrada, S. H. Lee, M. Nevalainen, J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, 11159-11175〕。2009年にはチオペプチド系の生合成経路が複数の研究グループより4本の論文として別々に発表され、そのうちの2本ではチオストレプトンの生合成について似た経路が提示された〔L.C Wieland Brown, M. G. Acker, J. Clardy, C. T. Walsh, M. A. Fischbach, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2009, 106, 2549-2553〕〔R. P. Morris, J. A. Leeds, H.-U. Nageli, L. Oberer, K. Memmert, E. Weber, M. J. LaMarche, C. N. Parker, N. Burrer, S. Esterow, A. E. Hein, E. K. Schmitt, P. Krastel, J. Am. Chem. Soc. 2009, 131, 5946-5955.〕〔R. Liao, L. Duan, C. Lei, H. Pan, Y. Ding, Q. Zhang, D. Chen, B. Shen, Y. Yu, W. Liu_, Chem. Biol_. 2009, 16, 141-147.〕〔W. L. Kelly, L. Pan, C. Li, J. Am. Chem. Soc. 2009, 131, 4327-4334〕。これらの研究により、リボソーム翻訳系翻訳後修飾ペプチド(RiPPs)であることが判明した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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