翻訳と辞書
Words near each other
・ タワンティン・スウユ
・ タワン・ダッチャニー
・ タワー
・ タワー (1993年の映画)
・ タワー (さとうのぶひこのアルバム)
・ タワー オブ アイオン
・ タワー111
・ タワー2
・ タワー3
・ タワー4
タワー42
・ タワー5
・ タワー6兄弟
・ タワーエア
・ タワーオブアイオン
・ タワーオブテラー
・ タワークレーン
・ タワーシティ長崎
・ タワーズ
・ タワーズワトソン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

タワー42 : ミニ英和和英辞書
タワー42[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

タワー42 : ウィキペディア日本語版
タワー42[ちょうおん]

タワー42(Tower 42, たわーふぉーてぃーとぅ)は、イギリスロンドンシティ・オブ・ロンドンに位置する超高層ビルである。
シティ・オブ・ロンドンでは最高層のビルであり、ロンドン全体でも5番目に高い。元々はナショナル・ウエストミンスター銀行(略称: ナットウェスト)のために建設されたものであり、当初は「ナットウエスト・タワー」という名称であった。上空から見たこのビルは〔タワー42の形状(Google Map) 〕、3つの山形紋が6角形を形作るナショナル・ウエストミンスター銀行のロゴマークナットウエストのロゴマーク (ウィキペディア英語版) 〕を模した形をしている。タワーはイギリスの建築家リチャード・セイファートによるデザインで、オールド・ブロード・ストリート25番地に位置している。タワーの建設は1971年から1979年まで行われ1980年に開業、総工費は7200万ポンドであった。
== 沿革 ==
タワーは183メートル(600フィート)の高さを誇り、1990年ドックランズワン・カナダ・スクウェアが竣工するまでイギリスで最も高い建築物であった。
シティ・オブ・ロンドン初の超高層ビルという地位は、ナショナル・ウエストミンスター(通称ナットウエスト)銀行にとって大成功となったが、当時ロンドンが設けていた建造物の制約を大幅に逸脱した建物であったため、極度に論争を呼ぶものでもあった。建物は、かなり強固であるものの著しく利用可能なオフィス空間を制限したカンチレバー構造のフロアである、巨大なコンクリート軸を基礎として建設が行われた。オープンして間もない頃はこの点に関して特に考慮されなかったものの、その後シティ・オブ・ロンドンで起こったビッグバンが銀行における通商のあり方を変化させ、タワーは取引を行う広いフロアが不足していたために時代遅れの建物となってしまった。このカンチレバーは、タワーが唯一発展した建物であるとして建設を許された際、隣接する銀行の建物を尊重する一方で、タワーとその近隣に認められている空間権をうまく利用するため建設されたものだった。またタワーは短い期間、世界で最も高いカンチレバー構造の建物として君臨した。
1993年4月24日IRA暫定派がシティ・オブ・ロンドンの一角をなすビショップ・ゲート地域一帯で、大量のトラック爆弾を爆発させる事件が起きた。この爆弾は、ナットウエスト・タワー(当時の名称)とその近隣にあった他の多くの建造物まで広範囲に渡って損害を与え、10億ポンド以上に値する被害をもたらした。タワーは深刻な被害に見舞われ、建物全体の再建と内部の改装を余儀なくされた(取り壊しならばかなり困難を極め、かつ高額だったとされている)。改装後、ナショナル・ウエストミンスター銀行は以降はタワーを占有しないことで決定を下し、タワーの名称を「インターナショナル・フィナンシャル・センター」と変えて建物を売り出した。その後建物は購入され、新たな所有者となったイギリスの小さな不動産会社、グレイコート社は建物が42階あることから名称を「タワー42」と正式に改称したのである。現在タワーは多目的のオフィスビルとして、複数の企業により所有されている。
タワーは最上階である42階に、「バーティゴ42」というシーフードシャンパンを中心としたバーを有している。その高さは西向きでロンドン中心部とそれを越えた場所まで一望できる、最高の眺めを顧客に提供している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タワー42」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.