翻訳と辞書
Words near each other
・ セルリアン/Silent Trigger
・ セルリアンタワー
・ セルリアンタワー東急ホテル
・ セルリオ島根
・ セルリー
・ セルレ
・ セルレイン(パンクレオザイミン類と同作用のホルモン)
・ セルレギオス
・ セルレグザ
・ セルレス上皮真珠
セルロイド
・ セルロイドストリップ
・ セルロイド・クローゼット
・ セルロイド・ロマンス
・ セルロシック・エタノール
・ セルロプラスミン
・ セルロプラスミン(血清銅たんぱく質の一種)
・ セルロプラスミン欠損症
・ セルロ・ゴードの戦い
・ セルロース


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

セルロイド : よみがなを同じくする語

CELLULOID
セルロイド : ミニ英和和英辞書
セルロイド[せるろいど]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


セルロイド : ウィキペディア日本語版
セルロイド[せるろいど]

セルロイド (celluloid) は、ニトロセルロース樟脳などから合成される合成樹脂(硝酸セルロース)の名称である。歴史上最初の人工の熱可塑性樹脂である。象牙の代用品として開発され、加熱(大体90℃)で軟化し、成形が簡単であることからかつて大量に使われた。
==歴史==

*1856年にイギリス人アレキサンダー・パークスAlexander Parkes、1818-1890)によって初めて作られた。パークスはこれを「パークシン」と命名して売り出したがコストの問題から失敗に終わった。
*1870年にアメリカのジョン・ウェズリー・ハイアットJohn Wesley Hyatt、1837–1920)がビリヤードの玉の原料として実用化に成功し、彼の製造会社の商標としてセルロイドという名前が登録された。
*1880年代後半からセルロイドは乾板に代わって写真フィルムとして使われるようになった。それらの製造技術を開発したハンニバル・グッドウィンの会社が現在のイーストマン・コダック社の前身である。
*1955年、セルロイド製品の火災事故が多発していた事を受けアメリカで可燃物質規制法が成立。これにより日本製のセルロイド玩具などは全てアメリカへ輸出できなくなった。またこの出来事を期に世界的にセルロイドの製造や消費が落ち込む事となった。
20世紀の半ばまでは、食器の取っ手や万年筆の筒や眼鏡のフレーム、洋服の襟(カラー)やおもちゃ、飾り物などに広く利用されたセルロイドだが素材の顕著な可燃性が問題となり、アメリカから広まったセルロイド製品の市場からの排除運動が世界へ広まり、のちにそれらの製品の多くはアセテートポリエチレンなど後発のすぐれた合成樹脂素材に取って代わられた。
アニメーション製作に使われる「セル画」は、当初セルロイドのシートを使用していたため、現在も名前として残っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セルロイド」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.