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セミトールワゴン : ミニ英和和英辞書
セミトールワゴン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

セミトールワゴン ( リダイレクト:軽セミトールワゴン ) : ウィキペディア日本語版
軽セミトールワゴン[けいせみとーるわごん]


軽セミトールワゴン(けいセミトールワゴン)とは、軽自動車のスタイルの呼称の1つである。ミニバンの一種である軽トールワゴンから細分化されたジャンルで、特徴も軽トールワゴンのそれに共通する。
==概要==
スズキ・ワゴンRダイハツ・ムーヴに代表されるユーティリティ性を重視した軽トールワゴン(ハイトワゴン)型の傍流で、大まかな目安としては全高を一般的な機械式立体駐車場の高さ制限である1,550mm以下に抑えた車種。全体的な特徴やコンセプトなどは軽トールワゴンと基本的に変わらないので当該項目を参照。
そもそも、全高に対して明確な基準があるわけではなく、あくまでメーカーの主張や専門家の見解によるものである。例えば、ミニバンといえば普通は車高1,550mm以上であるが、そうではないミニバンも現に存在する。また昨今では軽・登録車問わずミニバン以外のタイプの車種でも全高が高くなる傾向があるため、これらとの境界線もあやふやとなっている〔実際にeKとミニカ(H40系)の間では全高にほとんど差がなく、両者を分類する明確な基準も存在しない。〕。
純然たる軽トールワゴン系との主な違いは、全高を1,550mmに抑えていることで立体駐車場に入庫できること、全高が低いぶん重心が低く抑えられること(より高レベルな走行性能および緊急回避能力)、いかにもユーティリティ然とした軽トールワゴン系よりもセダンライクな自動車として不自然さの少ないフォルムにできることなどがメリットとして挙げられる。一方で、軽トールワゴンに比べ車高が低いため頭上の開放感に欠け、乗降性もやや劣る。また、あくまで実用性を重視しているため、スクエアで味気ないデザインになりがちである。
軽セミトールワゴンの最盛期は2001年頃で、ダイハツ・MAX三菱・eKスバル・プレオのスマートルーフ仕様が相次いで発売された。このうちeKは2006年のフルモデルチェンジを経て、2013年発売の3代目eKまで全高1,550mmという純然たるセミトールワゴンスタイルを貫いた。現在では、スズキ・アルトダイハツ・ミラなど一般的な乗用車と同じ車高で価格の安い軽ハッチバック(軽セダン、軽ボンネットバン。軽ボンネットバンは貨物扱いのため税金も安いという利点がある〔乗用車として使う前提での軽ボンバンの主なデメリットは「外観がチープ」、「リアシートが小さく4人乗りと言うより2by2状態である(ライトバンとして必要な荷室を確保するため)」がある。装備に関しては2014年現在、エアコンやラジオはもちろんのことキーレスキーやセキュリティアラームなども標準装備化されており軽セダンとの格差が少なくなりつつある。〕)と、スズキ・ワゴンRなどの軽トールワゴン及びダイハツ・タントホンダ・N-BOXなどの軽ハイトールワゴン(概ね全高1,700mm超のモデル)にほぼ二極化しており、なおかつ軽ハッチバックの車高が1,500mm前後と軽セミトールワゴンに近いものが主流となっているため、実用性・デザイン・価格などあらゆる面で中途半端な軽セミトールワゴンは前述の軽ハッチバック、または軽トールワゴンと事実上統廃合されるような形となり消滅した。
現在においては単独車種で軽セミトールワゴンに該当する車種はないものの、2015年に発売されたホンダ・N-ONEのLOW DOWNモデルが前述の条件に当てはまるモデルとして製造・販売されており、現行モデルとしては事実上唯一の軽セミトールワゴンに該当する。また概ね全高が1,500mm以上に達する軽ハッチバックのことを「軽セミトールワゴン」と比喩的に扱われる場合がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「軽セミトールワゴン」の詳細全文を読む




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