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ズールハーネ : ミニ英和和英辞書
ズールハーネ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ズールハーネ ( リダイレクト:ズルハネ ) : ウィキペディア日本語版
ズルハネ[ちょうおん]

ズールハーネ(英語:Zurkhaneh ペルシア語:)とはイスラーム圏における古典的、伝統的肉体鍛錬法。またそのための練習施設。
== 概説 ==
ズールとは「力(ちから)」、ハーネは「家」。すなわちズールハーネで「力の家」という意味になる。イランではどんな小さな街にもこのズールハーネがあるといわれている。
ズールハーネは格闘技コシティの一種として説明されることもあるが、ズールハーネを行う人々が格闘技を行うことがあっても、ズールハーネ自体はむしろボディビルに近いものである。
ズールハーネ(力の家)に集った男たちはそれぞれ武器を象った器具で鍛錬を行う。それは20kg以上もある棍棒(ミール=)や、鉄製の、巨大な金剛杵などで、それらを高々と掲げたり、投げ上げてキャッチしたりする動作自体がパフォーマンスのようである。男たちが鍛錬に没頭している間、室内にはコーランが延々と詠唱されている。一区切りすると両手を大きく広げ、その場でくるくると回転するクールダウンを行う。
ズールハーネは伝統的であり様式的、精神的側面を持っている。パフレヴァーン(ペルシアの騎士道、インドでは「ペヘルワーニー」)の伝統に連なるものであって、神のため、来るべき日に備えるという思想がある。この鍛錬を指して英雄のスポーツ(ヴァルゼシェ・パフレヴァーニー:ورزش پهلوانی)という表現がある。
松浪健四郎(格闘技研究家、国会議員)は、この鍛錬の伝統がオリンピックにおける重量挙げレスリングでのイスラム諸国の活躍の基礎になったと指摘している。松浪は古代ギリシャの格闘技から日本の相撲にいたる宗教儀礼としての格闘技、「神に捧げられた肉体」の系譜に連なるものであると説明している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ズルハネ」の詳細全文を読む




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