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スモカ歯磨 : ミニ英和和英辞書
スモカ歯磨[すもかはみがき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [は]
 【名詞】 1. tooth 
歯磨 : [はみがき]
 【名詞】 1. dentifrice 2. toothpaste

スモカ歯磨 : ウィキペディア日本語版
スモカ歯磨[すもかはみがき]

スモカ歯磨株式会社(スモカはみがき)は、大阪府大阪市西淀川区御幣島に本社を置く、歯磨剤歯ブラシなどのオーラルケア用品を中心にトイレタリー用品を製造販売している企業である。創業から今日まで販売され続けているタバコのヤニ取り歯磨「スモカ歯磨」の販売元であり、戦前に同製品の広告文案を手掛け、広告の鬼才と謳われた片岡敏郎による広告でその名を知る者も多い。
== 会社概要 ==
同社の主力製品「スモカ歯磨」は、1925年大正14年)、壽屋(今のサントリー)から発売された。この時代は紙袋入りの粉歯磨が主流だったため、潤製丸缶入り高級歯磨粉として注目を集める。キャッチフレーズは「タバコのみの歯磨スモカ」で、当時の日刊紙に毎日のように掲載された片岡敏郎の手による小スペースでの広告が話題を集め、爆発的な売り上げを記録する。
その後、壽屋はウイスキーを経営の主軸に据えようと試行錯誤を極めた結果、経営難に陥った。このため壽屋は1932年(昭和7年)に、止む無くスモカ歯磨の製造販売権を藤野勝太郎に譲渡し、藤野が経営の舵を取る形で、正式に株式会社 寿毛加社を創立〔社名を寿毛加社としたのは商品のブランドが行き渡っていた事もあるが、片岡の「壽屋に毛の生えたようなもの」の提案もあったと言われている。〕する。これに伴い、片岡も壽屋から寿毛加社に移籍するが、その後も片岡による広告は大いに評判を呼び、スモカ歯磨もさらに売り上げを延ばす〔当時のスモカ歯磨の新聞広告は、後にマドラ出版より「片岡敏郎スモカ広告全集」として出版された。〕。当時の販売網は、タバコ屋を中心とするものであった。
しかし1940年昭和15年)には、日増しに強くなる戦時体制の色合いに難を示した片岡が、日刊紙に廃業広告を掲載すると共に、広告文案から一切手を引き、寿毛加社を退社した(この5年後、片岡は病没する)。その後は終戦直後の経営難を乗り切るも、主要製品である歯磨粉をタバコ用から一般用へ移しつつ、海外の各国企業との提携ならびに国内各メーカーのOEM生産を請け負いながら、今日に至っている。
1986年(昭和61年)に歯磨のOEM生産が始まったとはいえ、スモカ歯磨が同社を代表する製品であることには変わりがない。現状のスモカブランドには、「歯磨スモカ赤缶」、「歯磨スモカ緑缶」(葉緑素配合)の2つの歯磨粉のほか、「ピンクスモカ」、「グリーンスモカ」の練り歯磨や歯ブラシがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スモカ歯磨」の詳細全文を読む




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